考えたこと2

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自動車のE2B
車はどんどんコンピューター(CPU)で制御されるようになってきた。
今は中央でまとめて制御するやり方がメインらしいが、E2Bという技術が出てきた。

E2Bとは、Ethernet to the Edge Busの略で、車載イーサネットの接続技術。
10Base−TISという新規格で車載機器をインターネットに接続しやすくするという。

10Base−TISは、

「10BASE-T1Sは、車載および産業用として開発された物理層の規格であり、IEEEの規格名802.3cg-2019である(その後802.3-2022に統合)。
帯域は10Mbpsで、ケーブル長は一対一接続の場合で最長15m、最大8ノードのマルチドロップ接続の場合で25mだ。他の高速ネットワークでも使われている4B/5B符号化とDME(差動マンチェスター符号化)を用いて、ノイズ耐性を含む伝送の信頼性を高めている。
使用するメディアはUTP/STPケーブルである。AWG26前後の細い線が規定されているため、軽量で取り回しも容易だ。」

ということだ。
よくわからないが、要するに車載に向けて開発されたもの、ということだろう。

ここでいうZoneとは、クルマの各々の場所のことだ。
例えば、クルマの前後左右4箇所をZoneとして、一つずつのZoneに分ける。

なぜかというと、自動運転などのためにカメラなどのデバイスが前後左右に必要になったり、いろんなセンサー(加速度やレーダーなど)を制御しないといけなくなるから、それぞれの場所にCPUを置いて、そこである程度やってしまおうということだ。
そうすると、一つ一つのCPUパワーは節約できるし、処理も速くなる。
配線も簡単になり、軽量化にも貢献するという。
いいことづくめだが、これはE2Bの業者が言っているので、どこまで本当かはわからない。

それでも、そういう動きはあると思う。
全部を中央でやるよりも、部分である程度処理したほうが合理的だからだ。

クルマはどんどん複雑になり、値段が高くなる。
その代わり、台数は減る。
ライドシェアやカーシェアが進むからだ。

遠い将来、自家用車はもっと贅沢品になるだろう。
日本では、平均3%しか稼働していないから、贅沢といえば贅沢。
ぼくは25年クルマで食ってきたから、やっぱりクルマは手放せない。

でも、子どもの世代は違う。
免許も持ってなかったり、カーシェアを利用している。
そういう時代なのだ。

高くなったクルマを、みんなでシェアして使う。
そうすると、一人当たりは安くなる。

意外とそうなるのは早いかもしれないなあ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |

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