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2024.10.18 Friday
雨を告げる漂流団地
Netflixの映画「雨を告げる漂流団地」をWowowでやっていたのを録画した。
こないだ書いた「ペンギン・ハイウェイ」の監督。 今回の作品もファンタジーのジャンルになるのだろうが、少し重たかった。 家族と家、友達というところがテーマ。 主人公の女の子は、家庭不和で離婚した母親と暮らしている。 幼なじみの男の子のおじいさんと仲良しだった。 その2人が住んでいた、老朽化して建て替えをする無人の団地が舞台。 どういうわけか、その団地が海に浮かんで進んでいく。 そこに集まっていた友達5人と一緒に漂流する、という物語。 ちょっと現実離れしていて、感情移入が難しかった。 家族の心理を扱うと、どうしても重くなる。 それを描くのに、なぜ団地が漂流しないといけないのかなどと考えてしまう。 まあ、それがファンタジーと言ってしまえばそれまでなのだが…。 登場する小学生はわりと魅力的なのだが、違う舞台ならもっと輝いているように思ってしまう。 ただ、Zutomayoの曲は良かった。 彼らのいつもの曲より、ポップでキャッチーだ。 映画を意識して作ったのだろう。 重たいからイヤというわけではないのだが、ちょっと設定が受け入れられなかったアニメだ。 |
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