考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
ワーホリ乞食
オーストラリアでワーキングホリデーがしたい、という学生もいる。
ただ、英語ができるから、英語を使って仕事をしようというより、カタコトでも話せるから向こうに行って英語もうまくなりたい、という感じの学生が多い。

ところが、韓国や中国の人も同じような人が増えたらしい。
英語のレベルで言うと、彼らのほうがレベルが高い。
だから、ワーホリのビザは出ても、向こうで仕事がない。
一応、アルバイトとはいえ仕事だから、英語が話せないと仕事にならない。

Xのタイムラインに流れてきたが、こないだテレビで日本人が100人以上炊き出しに並んでいる、というニュースがあったらしい。
100件以上の応募をしても落ちるらしい(英語のレベルがよほど低いのだろう)。
円安だから、海外で儲けようという野心もあったのかもしれない。

行ったはいいが、仕事がなくタコ部屋生活とのこと。
気の毒な話だが、自業自得とも言える。

最近、留学生について調べることが多いが、彼らが口々に言っているのは「日本語は難しすぎる」ということだ。
特に、読み書きが難しい。

たしかに、日本語には漢字もあるし、ひらがなもあるし、カタカナもある。
同じ漢字でもいろんな読み方がある。

日本語能力検定の試験内容を見ると、3級(5級まであり、そのまん中)でも「新聞の見出しから、情報の概要をつかむことができる」という内容で、かなりハードルが高い。
「代表」とか「次々」というような漢字の意味や、読み方がわかることや、結構な長文を読んで意味を理解するということが必要とされる。

日本に来て、1年以上いて、日本語学校で学び、大学への留学生ということになると、さらに上の2級(N2)のレベルが必須とされている。
でも、昨今定員割れしている大学ではN3以下でも入学させているのが実情だ。
当然、就職は厳しい。

日本でアルバイトを雇う時に、最低限の会話ができることを望むのだが、それが外国でもそうだということを想像できれば、行っても仕事がないかもしれない、くらいはわかりそうなものだが…。

そういう人たちをワーホリ乞食、というらしい。

悲惨なネーミングだが、やっぱり自業自得なのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/245322
トラックバック