考えたこと2

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衆院選投票率
今回の衆院選挙の投票率は50%ちょっと。
戦後3番目に低い結果だったとのこと。
国政を決めるという要素の高い選挙で、投票率50%はないだろうと思う。

参政権を持った人のうち、半分しか投票していないということだ。
日本人は自分たちが戦って民主主義を獲得したわけではなく、明治時代の不完全な選挙から、普通選挙をアメリカから与えられたという過去がある。
それがストレートに原因だとは思わないが、そういう伝統もあるのかもしれない。

今回の選挙で一番驚いたのは、そういう低い投票率でも組織票が強い公明党が惨敗したことだ。
信者の多くは80代らしいから、もう理由がわからなくなっている人も多いのかもしれない。
ぼくは公明党が惨敗したことは、いいことだと思っているが…。

それと、マスコミの誘導が激しかったということだ。
裏金議員は野党にもたくさんいたし、悪質なものも多かったのに、全く報道しない。
ネットではだいぶ野党の裏金議員も叩かれていたが、そういうSNSのタイムラインを持っていない人は、報道されないから全く知らないのだろう。

立民の幹事長の裏金は選挙が終わらないと報道しなかったり、れいわの議員の裏金も報道されない。
まあ、小粒議員だからニュースバリューがないといえばそうなのだが、選挙の時期にそれはないだろう。
テレビの主要なお客さんである、団塊の世代にゴマをすっているのだとしか思えない。

実際、テレビを見る、50代から80代の投票率は60%超えで、60代以上なら70%を超えている。
若い人たちはもともと人数も少なく、完全にシルバー民主主義になっているのだ。
そのシルバー民主主義を引っ張っているのが偏向したマスコミ。
NHKぐらいはもう少しまともに報道できないのかと思う。

「政治と金」の問題については、ほとんどの党は五十歩百歩だと思う。
その証拠に、民主党が政権を取った時に、政治資金規正法の改正などやっていない。
それが大事であるのなら、法制化して禁止事項を作り、即刻議員を辞職させるという法律を作ればよかったのだ。

そうすれば、本当に国民のために勉強してちゃんとした政治をする人が出てくるだろう。
そういう法制化を誰も考えない事自体が、結局みんな腐っているということだ。

だから、まともな政策論議をしている党を応援したくなる。
聞けば、立民の野田代表の選挙演説の9割は「政治と金」だったという。
それなら、裏金や不記載があったときには、議員資格をなくす、という法律を作る、という演説をすればいいのだ。
そんなことは全く言わず、自分の党のメンバーが同じようなことをやっても触れない。
マスコミもそこを突っ込まない。
結局同じ穴のムジナなのだ。

国民民主が躍進したのは、若い人たちの支持があったからだという。
それが唯一の救いだったと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

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