考えたこと2

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BPの路線変更
イギリスの石油会社BPが、化石燃料削減の目標撤回を検討しているという。
2030年に石油、天然ガスの生産量を2019年費で25%削減するという目標を白紙に戻す、ということだ。

ドイツでもフランスでも環境原理主義に反対の人たちが増えている。
次回のドイツの総選挙では、現在首相を出している緑の党は大幅に減ると思う。
再エネに投資して、今やヨーロッパで電気代は一番高い。
フォルクス・ワーゲンは国外に出ていくし、産業の空洞化が起こっている。

日本も同じく鉄鋼業は高炉が石炭の関係で作れないから、国外に投資している。
自動車産業だって、数十年間国内の工場など作っていない。
少子高齢化もあるが、高い法人税と脱炭素でエネルギーコストがどんどん上がるから、産業は出ていく。
産業が出ていけば、雇用は減る。
脱炭素で窮乏化しているのだ。

今日も日経の記事が出ていたが、カーボンネガティブの建材などが開発されているとのこと。
CO2を出すどころか、吸収するような材料を作っているらしい。
もちろんコストは上がる。
お金に余裕があれば、使えばいいが、カーボンネガティブでなければ、安くなるのだ。
だれがわざわざ高いものを使うのだろうか。

消費税の1%や2%で大騒ぎをするのに、25%のコストUPなど認められるわけがない。
おそらく、作っている方も本気ではないのだろう。
よければ、使ってもらったらいいです、くらいのものだ。

CO2濃度が上がれば、地球が滅亡するなどという人がいるが、古生代には今よりも5倍程度高かったという。
それでも、地球は滅びず、生き残っている。
だいたい、植物が光合成をするためにはCO2が必要なのだ。
それが食物連鎖の一番端っこにいるのだから、CO2がなくなれば、それこそ地球は滅びる。

ようやく、そういうことがわかってきたのだろう。

化石燃料はいつかは尽きる。
そのために代替エネルギーを準備することは必要だ。
でも、それはCO2をなくすこととは違う。

だいたい、この温暖化騒ぎの前は寒冷化が言われていたのだ。
CO2が増えていても、寒冷化したのだ。
だから、温暖化とは言わず、気候変動などと言っている。

温暖化ガスだけが地球を温めるわけではない。
今年の日本の夏がめちゃくちゃ暑かったのは、コロナで中国の大気がきれいになった効果が大きいと思う。
CO2濃度だけのはずがないのだ。

ようやく世間がそういう感じになってきたから、BPは路線変更をしたのだと思う。




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