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2024.10.24 Thursday
シックスラウンジのリカ
今習いに来ている中学生の一人が、シックスラウンジのリカという曲がやりたいという。
やっているグループ名がシックスラウンジで、曲名がリカだ。 キーGで弾くのだが、G‐B‐Em‐Cという繰り返しが出てくる。 Bのコードは中学生の初心者にとっては、とても押さえにくいコード。 代わりにB7にすると、弾きやすくなる。 ただ、B7にすると、何となく雰囲気が変わる。 Bにする意味はどのへんにあるのか?と今度は先生に習いに行った時に聞いてみた。 BでもB7でもD#が入っているのだが、それがキーGのスケール外の音になる。 スケール外というのは、そのキーのドレミファソラシド以外の#やbがついた音、ということだ。 ギターをストロークで弾く時に目立つのは一番高い音だ。 それが、押さえやすい開放弦を使ったB7では低い音になってしまう。 難しい押さえ方のBならストロークの一番高い音(トップノート)をD#にすることができる。 そこが違うところだ、という。 なるほど。 スケール外の音を目立たせる押さえ方ということだ。 たしかに、難しい押さえ方のBコードで弾くと、D#の音が目立って聞こえて、何となく切ない感じになる。 それがこの曲の特徴になっている。 別の曲でも、スケール外の音が出てきて、やはりそれを強調するような伴奏の工夫を教えてもらった。 だから、この曲をやるんだったら、その音を目立たせるように弾かないといけない。 押さえ方を工夫してでも、Bのコードを頑張ってもらおう。 |
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