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2024.10.02 Wednesday
1弦3音
1弦3音というのは、ギターの一つの弦で3音を弾く、というやり方。
主にメタルの人たちがよくやっている。 機械的に指を動かして、早く弾くのに向いている感じだ。 ぼくは手が小さいので、フレットの感覚が広い低音側で、1弦で全音違いの3音を弾くのは不得意だ。 全音違いというのは、2フレット離れているということで、ドレミ、などの音階のこと。 レミファとか、シドレとかいう音階なら、3音弾いてもフレットの感覚は3つしか違わない。 でも、全音3つだと4フレットの差になる。 つまり、人差し指、中指、小指が2フレットずつ離れるということだ。 これが低音側では厳しい、という話をこないだのレッスンのときにしていた。 別に1弦3音にこだわって弾かないといけない、というわけではないが、次のフレーズによってはそっちの方がいい、ということもある。 今まで避けてきたのだが、やっぱり弾けるほうがいいのだ。 先生に見てもらったら、ネックの裏側の親指の位置を変えてみたらどうかと言われた。 なるほど、中指の裏側あたりの位置に親指を持ってくると、人差し指は傾くが、小指が4フレット先に届くようになる。 そんなことは考えたこともなかった。 そういう弾き方で、ネックを上に上げるともっと弾きやすいという。 そのためにはストラップが常に必要だ。 先生は座って弾くときにもストラップをしている。 なるほど、そういうことがあるから、ストラップをしているのか、と今更ながら思った。 これで少し練習してみようと思う。 何十年もギターを弾いてきて、まだまだ発見がある。 面白い。 |
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