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2024.10.14 Monday
日本語は難しい2
日本語の難しさを表しているのは数助詞。
これはものを数える時に使う。 普通のものは、1個、2個だ。 本は1冊、2冊、コップは1個、2個だが、中身が入ると1杯、2杯になる。 棒や鉛筆は1本、2本で、皿や紙は1枚、2枚。 問題は1問、2問で、人は1人、2人。 動物は1匹、2匹、でも鳥は1羽、2羽だ。 それぞれ、「いち」と言ったり、「いっ」と撥音になったり、「ひとり」という言葉になったりする。 魚はどうかと思ってAIに聞くと、 魚が生きているときは「一匹」と数えますが、獲物・商品となったときに「一尾」に。 ヒラメにように平たい形なら「一枚」、サンマのように細長い形なら「一本」、身を短冊状に切ると「一さく」――といったように、それぞれに合った数えかたがあり、使い分けられているのです。 という答え。 タンスは1棹、2棹と数えるらしい。 そういえば、三味線も棹で数える。 琴は1面、2面だそうだ。 こんなややこしいことを、ぼくらは自然に覚えた。(もちろん、知らないものもある) 日本語の数助詞の数は500もあるそうだ。 いくつ知っているか、自覚できないが、100くらいはわかりそうな気がする。 こんなの、ネィティブだからこそ、覚えられる。 こんなところまで使いこなせる外国人は、かなりの上級者だろう。 こういう事を考えると、英語が世界共通語になって良かったと思う。 日本語よりはだいぶ易しいからだ。 |
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