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2025.09.13 Saturday
ホワイトカラー減少
AIがホワイトカラーの仕事を減らしている。
アメリカではもうそれが始まっている。 マイクロソフトが4割のプログラマーを減らしたというニュースがあったり、グーグルが管理職を大幅に削減したりしている。 いずれもAIを使って効率化しよう、という経営陣の考えだ。 グーグルのAIGeminiにAIがホワイトカラーの仕事を奪うということを聞くと、だいたい人間と住み分けるというような返事が来る。 露骨にAIが奪うというようなことは言わない。 そう言うように訓練されているのだろう。 クリエイティブの分野ではもうそれが始まっている。 CGで何でも作れるし、モデルも要らない。 だいたい、機材が要らないから、大手のエージェントは苦しいだろう。 おそらく、もう淘汰が静かに始まっていると思う。 もちろん、一流は残るだろうが…。 したがって、これからの時代、ホワイトカラーの分野で生き残れる人は減る。 それが必然だと思う。 必要とされるのはモノや、リアルな人を扱う仕事だろう。 あるいは、その両方を扱うものだ。 例えば、美容師や理容師はまさにそうだ。 人によって、要求が違うし、それを聞き出すコミュニケーションも必要だし、それなりの腕もいる。 そんな仕事がこれからは給料が高くなる。 そういうビジョンを持たないといけない。 別にホワイトカラーの仕事の位置づけが、高いわけではないのだ。 それが世の中に必要とされるからだ。 AIが進化して、どんどん仕事で使われるようになったら、その仕事は減る。 当然のことだ。 役所のペーパーワークなど激減するはずだ。 日本はその動きは遅いが、それでも少子化に伴ってそういう変化は起きる。 少子化の時期はちょうどそれにあたっている。 これから労働人口は減るが、仕事も減るのだ。 AIが効率化をして、少ない人数でもホワイトカラーの仕事はできる。 だから、これからの若い人たちは、どうしてもAIにできない仕事を目指すべきだろう。 これは日本に有利というシナリオだ。 そう思っている人は少ないかもしれないが…。 |
