考えたこと2

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兵庫の闇
兵庫県の問題がまだ続いている。
県議会の大多数が反知事という状態。
毎週デモ隊と称する輩が、近所迷惑な大音量でシュプレヒコールをあげているらしい。

去年、いろいろと斎藤知事の問題をあげつらって、マスコミも一緒になって攻め立てていたが、その中の一つが「ワインのおねだり」問題。
音声ファイルが切り取られて、まるで知事がおねだりをしていたように思われた。
それらの評価は、委員長が偏っている第三者委員会ですら、明確でないという評価だったが、Xの情報によると、県民が情報開示請求をして新たな事実が出た。

それによると、その「おねだり」が行われたという会議に出席していたメンバーが開示された。
前回の選挙時に反知事だった市長たちと、反知事の県議会議員は出席していて、常識の範囲で聞いていたら知事は「おねだり」をしたのではなく、県議の「お願い」に答えただけである、ということは知っていたはずということは多くの人が指摘している。

百歩譲って、それらの人たちは反知事だから、わざと黙っていたのだろうと思う。

しかし、その会議に出席していたのはそれらの人たちだけでなく、県の公務員の要職者が23人も出ていた。
要するに、県の職員は知事の部下であるにも関わらず、本当のことを話さず、知らんふりをしていたことになる。
まあ、一人二人はへそ曲がりがいたにせよ、23人も長がつく職員がいて、誰も何も言わなかったということだ。

よほど、井戸県政時代が良かったのだろう。
定年を延長して、いいところに行けたのだ。
今どき、それを廃するのは当然だと思う。
それを恨みに持って、知事が不利になるのを見て見ぬふりをするバカモノが23人もいるのだ。

知事が気の毒だと思う。
そういうバカな部下に囲まれても、粛々と政策を実行していく知事には本当に頭が下がる。

県議会は選挙で落ちればただの人だ。
次回の選挙で落とせばいい。

ただ、公務員はずっと残る。
定年までは働くのだ。

これこそ、本当の闇だ。

もちろん、そういう体制を作った井戸氏は責を負うべきだ。
しかし、20年も県知事で居座ることができたという制度も悪い。

せめて首長は2期とか3期で被選挙権はなくなる、という制度にすべきだろう。

そうしないと、兵庫県の公務員のようになってしまうぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIリストラ
AI活用で、プログラマを4割削減ということを書いたが、コンサルの大手アクセンチュアでも今年1万人の従業員を減らした。

中には、「汎用AIが生まれることで30年には技術的に「99%が失業する。これまで見たことがないレベルの失業に直面するだろう」との大胆な見方を示した。「どうしても人間にやってもらいたい業務しか残らない」と警告する。」という人もいる。

日本のメガバンクでも数年前から従業員を減らしているが、「みずほFGはデジタル化で1万4000人削減」という記事も出た。

今は少子化は大変だと言っているが、見方によっては少子化は仕事を求める人が減るので、いいことかもしれないと思う。

ネットの宣伝で、企業法務などはすでにAIのサービスが出ている。
おそらく、法律関係の士業は大幅に置き換えが進むだろう。
ぼくも時々仕事で法律関係のことを調べるが、AIに聞けばすぐに答えが出る。
今まで行政書士や司法書士に聞いていたことが、簡単にわかるようになった。
結局「この法律を読めばわかるのだろうが、めんどくさい」というような「答えがわかっている仕事」はネットのサービスなどに取って代わられるのだろう。

昔はよく議事録を書いたが、今はそんな仕事もAIに任せればあっという間に終わる。
逐語録ならそのまま出せる。
本当に楽になった。

ホワイトカラーの仕事は激減する。
これは予想ではなく、必然に近いと思う。

今まで技術革新が起こるたびに、同じようなことが言われていた。
それらはある程度真実だった。
でも、今回の生成AIの登場はこれまでよりも大きいと思う。

最先端ではAIとロボットを組み合わせて、物理的な仕事も置き換え可能にしようとしている。
いったいどこまで行くのだろうか。

二十数年前、IBMのホストコンピューターがまだあったころ、コンピュータに呼ばれて保守の人が来た。
コンピューターが自己診断して、この基盤を更新しろという指示があったようだ。
「そうなんですか」と聞いて驚いたが、それが普通になる日が迫っているのかもしれない。

Uberなど、システムの指示で客を人間が取る。
すでにそうなっているのだ。

そういう時に、雇用の流動性を上げないと、本当に日本は悲惨になるぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 10:27 | - | - |