|
2025.11.06 Thursday
兵庫の闇
兵庫県の問題がまだ続いている。
県議会の大多数が反知事という状態。 毎週デモ隊と称する輩が、近所迷惑な大音量でシュプレヒコールをあげているらしい。 去年、いろいろと斎藤知事の問題をあげつらって、マスコミも一緒になって攻め立てていたが、その中の一つが「ワインのおねだり」問題。 音声ファイルが切り取られて、まるで知事がおねだりをしていたように思われた。 それらの評価は、委員長が偏っている第三者委員会ですら、明確でないという評価だったが、Xの情報によると、県民が情報開示請求をして新たな事実が出た。 それによると、その「おねだり」が行われたという会議に出席していたメンバーが開示された。 前回の選挙時に反知事だった市長たちと、反知事の県議会議員は出席していて、常識の範囲で聞いていたら知事は「おねだり」をしたのではなく、県議の「お願い」に答えただけである、ということは知っていたはずということは多くの人が指摘している。 百歩譲って、それらの人たちは反知事だから、わざと黙っていたのだろうと思う。 しかし、その会議に出席していたのはそれらの人たちだけでなく、県の公務員の要職者が23人も出ていた。 要するに、県の職員は知事の部下であるにも関わらず、本当のことを話さず、知らんふりをしていたことになる。 まあ、一人二人はへそ曲がりがいたにせよ、23人も長がつく職員がいて、誰も何も言わなかったということだ。 よほど、井戸県政時代が良かったのだろう。 定年を延長して、いいところに行けたのだ。 今どき、それを廃するのは当然だと思う。 それを恨みに持って、知事が不利になるのを見て見ぬふりをするバカモノが23人もいるのだ。 知事が気の毒だと思う。 そういうバカな部下に囲まれても、粛々と政策を実行していく知事には本当に頭が下がる。 県議会は選挙で落ちればただの人だ。 次回の選挙で落とせばいい。 ただ、公務員はずっと残る。 定年までは働くのだ。 これこそ、本当の闇だ。 もちろん、そういう体制を作った井戸氏は責を負うべきだ。 しかし、20年も県知事で居座ることができたという制度も悪い。 せめて首長は2期とか3期で被選挙権はなくなる、という制度にすべきだろう。 そうしないと、兵庫県の公務員のようになってしまうぞ。 |
