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2025.11.06 Thursday
AIリストラ
AI活用で、プログラマを4割削減ということを書いたが、コンサルの大手アクセンチュアでも今年1万人の従業員を減らした。
中には、「汎用AIが生まれることで30年には技術的に「99%が失業する。これまで見たことがないレベルの失業に直面するだろう」との大胆な見方を示した。「どうしても人間にやってもらいたい業務しか残らない」と警告する。」という人もいる。 日本のメガバンクでも数年前から従業員を減らしているが、「みずほFGはデジタル化で1万4000人削減」という記事も出た。 今は少子化は大変だと言っているが、見方によっては少子化は仕事を求める人が減るので、いいことかもしれないと思う。 ネットの宣伝で、企業法務などはすでにAIのサービスが出ている。 おそらく、法律関係の士業は大幅に置き換えが進むだろう。 ぼくも時々仕事で法律関係のことを調べるが、AIに聞けばすぐに答えが出る。 今まで行政書士や司法書士に聞いていたことが、簡単にわかるようになった。 結局「この法律を読めばわかるのだろうが、めんどくさい」というような「答えがわかっている仕事」はネットのサービスなどに取って代わられるのだろう。 昔はよく議事録を書いたが、今はそんな仕事もAIに任せればあっという間に終わる。 逐語録ならそのまま出せる。 本当に楽になった。 ホワイトカラーの仕事は激減する。 これは予想ではなく、必然に近いと思う。 今まで技術革新が起こるたびに、同じようなことが言われていた。 それらはある程度真実だった。 でも、今回の生成AIの登場はこれまでよりも大きいと思う。 最先端ではAIとロボットを組み合わせて、物理的な仕事も置き換え可能にしようとしている。 いったいどこまで行くのだろうか。 二十数年前、IBMのホストコンピューターがまだあったころ、コンピュータに呼ばれて保守の人が来た。 コンピューターが自己診断して、この基盤を更新しろという指示があったようだ。 「そうなんですか」と聞いて驚いたが、それが普通になる日が迫っているのかもしれない。 Uberなど、システムの指示で客を人間が取る。 すでにそうなっているのだ。 そういう時に、雇用の流動性を上げないと、本当に日本は悲惨になるぞ。 |
