考えたこと2

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地球外生命
古いCNNの記事だが、去年の11月にアメリカ政府が公式に宇宙人の存在について、公式に見解を出したそうだ。

その内容は、今まで地球外の生命との交信はしたことがない、という見解。
まあ、そうだろう。
だから、地球外生命はいない、と言っていないところがミソ。
どう考えても、億単位の年数でいろんな星ができていて、その中には地球型の惑星もあっただろうし、そこに水があって、生命がない、というのは星の数と時間を考えるとムリがあるように思う。

確かに、水があっても、どうやって生命になったのか、という理由は不明だ。
雷がアミノ酸を作った、という説が一時言われていたが、アミノ酸自体が宇宙から来た、という説もある。
自分をコピーする仕組みを持った生命体が、どうやって生まれたのか、というのは大きな謎だ。

だからといって、地球型の惑星に同じような事が起こらないとは言えない。
さらに、地球型以外の惑星でも、その環境に応じた生命体ができている可能性もある。
SFの世界では、人間が一番高等な生物だと思っていたが、実は…というような話もある。
実際、植物が、こいつら、かなわんなあ、とテレパシーで会話していない、という保証はないのだから。

「この宇宙に無数にある星々のどこかに、我々とは別の生命が住む惑星がある確率は極めて高いというのが多くの科学者の見解だ」
「ただし、その相手と我々が接触する確率は極めて低い」

これがアメリカ政府の見解。

ここで、宇宙と言っているが、それには空間的な広がりと、時間的な広がりがある。
一つはとてつもなく広いということだ。
その中に星がいくつあるかわからない。
恒星だけでなく、惑星もたくさんあるだろう。
もう一つは時間だ。
生命が生きられる星がどれだけその形を保てるかというと、地球の場合はあと50億年ほど。
太陽が膨張して、地球は飲み込まれる運命。
それがあまりにも先なので、人間には考えられないというだけのことだ。
ひょっとしたら、地球型の惑星で生命が住めるのは、ほんの数十億年かもしれない。
その中で、人間が住めるのはもっともっと短いだろう。
宇宙が生まれてから、137億年。

137億年前はビッグバンらしい。
その後、何十億年か経って、どこかの星に生命が生まれる。
その生命が滅んだ頃、別の星に生命が生まれていたら、出会う可能性はない。

そういうことも含んで、確率が低いと言っているのだと思う。

でも、出会うことができたら、ロマンだろう。


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