考えたこと2

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東洋の魔女
この言葉も、知っている人が少なくなった。

東京オリンピック、回転レシーブ、時間差攻撃、大松監督…、という流れ。
1964年の東京オリンピックの時に言われた、女子バレーチームの別名。

あの当時、ブラジルとか、中国とか、イタリアとかは影も形もなかった。
強かったのは、ソ連。
日本の宿敵だった。

ロシアではなく、ソ連、というところが時代を表している。
東京以降、メキシコ、ミュンヘン、モントリオールくらいまでは、ずっと強かった。
オリンピックといえば、女子バレーのメダル、という感じ。

しかし、80年を過ぎて、それ以降は低迷する。
ブラジルやイタリア、中国、アメリカなど新しいチームが出てきた。
もともと、体格で負けているところを、いろんな工夫で乗り切ってきた。
時間差攻撃やひとり時間差、Aクイック、Cクイックなど、日本のお家芸だったが、どの国もそういうことをやり出した。
そうなると、ジャンプ力や体格で勝っている方が勝つ。

女子バレーの歴史は作戦の歴史だったと思う。

しかし、だんだんと日本人の体格もよくなってきた。
海外に追いついたのだ。

そして、2012年、28年ぶりに銅メダル。
もちろん、作戦の妙はあるが、体格では負けないことを証明した。

これからがスタートだ。

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