考えたこと2

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自動販売機
自動販売機というのはいつ頃から増えてきたのだろうか。

今や都市部ではあって当然という存在。
最初の頃は冷たいものだけだったが、熱い飲み物もサービスするようになった。
そういえば、紙幣も使えるようになったなあ…。

節電といえば、あれは真夏の野外においた冷蔵庫みたいなものだから、あれこそ止めないといけないのではないか。

ぼくらが中学校の頃、帰りにパン屋によってコーラの500mlを一気飲みするのが流行った。
あれはちょうど1970年あたりだった。
もちろん、ガラス瓶に入ったコーラだ。
あのころ、赤いコカ・コーラの自動販売機はもうあったが、瓶の500mlサイズが初めて出たのだったか…。

調べてみると、1970年に221,480台だった自動販売機が、1980年には2,156,430台になり、その後2000年以降は260万台で推移している。
要は、70年代に20万台から200万台への劇的な増加をとげたということだ。
高度成長にしたがって、増えていったのだろう。

最初は自動販売機といえば、コーラだった。
そのうち、駅のキップも、タバコも自動販売機になった。今やタバコ屋はもう死語に近い。
飲み物はビンから缶になり、そしてペットボトルになった。
最初は炭酸飲料が主流だったが、コーヒーができ、イオン飲料が増え、お茶が増えた。
そういえば、駅のキップも磁気になって、改札口も自動になった。
あれはいつ頃だったんだろう。

今や自動販売機はあって当たり前のものになった。
今の都市部の20代の若者は、生まれた時から自動販売機に囲まれて育った世代だろう。
最新の自動販売機は、内部に通信機能を備えていて、何がどれだけ売れたかを通信して配送担当とマーケッティング担当に伝える。
そのうえ、カメラで買った人の年齢や性別を推定して、どんな人が買ったかも分析する。

時代は変わった。

これこそ、消費社会への変遷だろう。


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