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2012.08.17 Friday
a piece of cake
海外のドラマを見ていたら、何かを頼まれて、"A piece of cake."という場面があった。
これは、辞書をみると、「簡単にできること、たやすいこと」「朝飯前」「お茶の子さいさい 」「楽勝」「お安いご用」などという意味。 なぜ、「ケーキ一切れ」が「お安いご用」なのか、難しい。 ここを見てみると、http://eikaiwa-phrase.com/1519.html 「ケーキ一切れを食べるのは簡単だから」という事が書いてある。 なるほど、食べる方か。 どうしても、作る方の事を考えてしまって、「ケーキ一切れ」といえども、簡単には作れないから、何故だろう?という事になる。 昨日の話ではないが、何かを見る時に、どうしても生産者の視点で見てしまう。 かろうじて、大量消費の時代の前を知っているからだろうか。 学校に持っていく雑巾はスーパーで買う時代。 お金さえ出せば、何でも揃う時代。 生まれた時からそういう時代なら、根っからの消費者になると思う。 セーターをほどいて編みなおしていた時代は、ぼくらの小学校、中学校までではないか。 アメリカでもこの言葉はいつ頃から言われているのか、気になる。 このA piece of cake. がなるほど、そうだとストンと腑に落ちる人は、根っからの消費者だろう。 70年代生まれの、三十代。 そう思うのだが、如何。 |
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