考えたこと2

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呼び捨て
最近、芸能人とか作家など、有名人の名前を呼び捨てにしない人が時々いる。

さん付けしたり、くんになったり、いろいろバリエーションがあるが、まだ生きていて、年齢が近いと、そういうことになるらしい。
SMAPの中居君とか、総理大臣の野田さんとか、作家の東野圭吾さんとか俳優の松嶋菜々子さんとか…。

さすがにだいぶ前に死んでいる人には、つけたのを聞いたことがない。
夏目漱石さんとか、森鴎外さんとか、伊藤博文さんとか、そんなのはオカシイ。

だいたい、尊敬すべき偉大な人は、呼び捨てにすべきだろう。
それがルールだと思う。

以前、子どもたちがミスチルの桜井さん、と言っているのに違和感を感じた。
「桜井さん、て知ってんのか」
「向こうは知らん」
「そんなら、桜井やろ」
それでも、エライと思っているのなら、さん付けにすべき、という主張。
まあ、ミスチルの桜井が尊敬すべき偉大な人とは思わないが…、エライかもしれない。
しかし、芸能人などは呼び捨てが普通だ。
ミスチルの桜井は桜井でいいのだ。
それがリスペクトを表す言い方である。

「さん」とか「くん」とかをつけるのは、却って失礼な気がする。
実際に知り合いなら、それもいいが、有名だから知っているだけで尊称などをつけるべきではない。

さん、やくん、をつけると、普通の人になってしまう。
せっかく別世界の人なのに、自分の世界に引きずり下ろすことになってしまう。

単純に「さん」をつけるから、リスペクトしている、というようなものではない。
また、勝手に「くん」をつけて馴れ馴れしくするのも失礼だろう。
そういうことがわからないのか。

この国はおかしくなっているぞ。

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