考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< August 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
ジョーク
最近の刑事ドラマを見ていると、切迫した場面でジョークを言うことが多い。

これは海外のドラマの方が圧倒的に多い。
彼らの文化なのだろう。
戦争映画を見ても、日本では悲壮な場面でも、西洋では笑いに変える事が多い。

これは、ストレス下において、力を出すためには緊張をある程度緩和し、リラックスしたほうが力を出せるという事だろう。
ほどよいリラックスが望ましい。
あまり緩和しすぎても逆効果だ。
そういう意味でほどよいジョークを言う。
こういうのは、才能というか、文化というか、難しい。

オリンピックを見ていても、いつも思う。
日本の選手は悲壮感がただよう。
こうなると力が出せない。
もう少しリラックスしたらいいのに、と思う。
まだチームプレーの競技ならマシだ。
一人の競技なら本当にかわいそうになる。

西洋にはコーチングという技術があって、メンタル面のコーチが付いていたりするらしい。
今は日本もそういう人がいるのだろうか…。

どうしても、日本人は精神論で突破しろという伝統がある。
為せば成るという伝統だ。
ど根性といってもいい。
これはどうも効率が悪い。
また、この効率という言葉が日本人は嫌いだ。
「何が効率か」「効率がよければいいのか」と怒る人が出てくる。

効率が良い、ということの価値よりも、ど根性の価値が高いのだろう。
この伝統がいつ頃なくなるのか…。

なくならないかもしれないなあ。
| | 考えたこと | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |