考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< July 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
Parker P-36 その2
月曜日のレッスンにパーカーを持っていったら、先生はすごく興味を示した。

なぜかというと、ブリッジの下のピエゾピックアップがめずらしいからだ。
エレキギターで、ピエゾピックアップを持っているものは少ない。
これは昨日書いた、アルニコ磁石を使うものではなく、圧電素子というのを使う。
要は、弦の振動をそのまま感知して、電気信号にしている。
普通のエレキギターは、振動している弦を磁石とコイルで電気信号に変えるが、これは振動そのものを電気に変える。
ただ、出力が小さいので、増幅しないと音が出せない。
したがって、ギターの中に増幅回路があり、電池も入っている。

このピエゾピックアップ、ぼくも意外だったが、エレキギターの音がする。
もっとアコギに近いのかと思ったら、そうでもない。
この音が何とも言えずいい音で、これがこのギターの特徴である。

先生に、「弾いてみて下さい」というと、「そうですか」と言って弾き始めた。
やっぱり弾き手が違うと、音が違う。
先生が弾くと、音が立っているのだ。
同じギターとは思えない。

もう一つの特徴はネック。
フレットが打ってある、左手の方だ。
これが薄くて、ちょっと広い。
まあ、弾きやすいネックだと思う。
いろいろとピックアップの組み合わせを試したあと、「なかなかいい」というひと言が出た。

先生によると、スタジオで直接音を録る時に、いろいろとバリエーションがつけられていいだろうとのこと。

ぼくには縁がないが、なるほどと思った。

アメリカでは600ドルくらいで売られているギターだから、まあ今のレートなら5万円くらい。
それを中古で4万円足らずで買った。

先生が、最後に「これは弦が009だけど、010のを使うとまた感じが変わるでしょう」と言った。
要は太い弦のセットを使うと、また感じが変わるということだ。
(009とは、一番細い弦が直径0.009インチ=0.23ミリということ)

今は店が張っていた弦がついているが、これが古くなったら010を張ってみようと思う。

ギターを弾かない人にとっては、全くわからない話だろうが、これは本当にうれしい。


| | 考えたこと | 01:22 | comments(0) | trackbacks(0) |