考えたこと2

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ひも理論
理論物理学の世界は奥が深い。

現在、宇宙はアインシュタインの相対性理論の世界で説明される。
しかし、それを構成している原子や素粒子の世界は、その力学では説明できない。
それは量子力学という不思議な世界になっていて、人間の感覚では理解できないが、どうも正しいらしい。

しかし、それらを統合する理論ができたらしい。
それが、物質を構成するのは粒子ではなく、ひも状のものが振動している、というひも理論。

ひも理論には11の次元がある。
そして、最新の研究によると、ひも状のものがあるというだけでなく、中には膜状のものもあるという。

この理論は物理学者によると、エレガントな数式になっているという。
だから、捨てられない。
式に魅せられる学者が多いのだろう。

なぜ、重力が小さいのか。
これは一つの謎だったらしい。
電磁気力に比べたら、どうして重力が桁外れに小さいのか、ということになる。

これは、重力をやりとりする粒子(グラビトン)が、閉じたリング状のひもになっているため、次元を自由に行ったり来たりできるからだという。
重力以外の力を構成するひもは、両端がこの次元に固定されていて、次元を行ったり来たりできない。
だから、重力が桁外れに小さいという説明。

よくできた説明だ。

しかし、これはなかなか証明できない。
理論だけで、実際にそうなっているのかはわからない。

物理学者と哲学者の境界がどんどんなくなっていく。

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