考えたこと2

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節電原理主義
節電、節電という世の中。

それ自体は今の電気不足の時に、悪いことではない。

ただ、何のために節電するのか、という事を忘れて、節電自体が目的になっているような気がする。
節電は目的だろうか。
一般的な組織にとって、この非常時に、ある程度の節電は社会的な義務でもあろう。
家庭もそうだ。
ただ、どこまでやるのか、というのは、考えなければならない。
それぞれの組織にとって、やれることとやれないことがある。

老人のいるところは、熱中症になるほどエアコンの温度を上げられないだろう。
病院や老人ホームでも同じようなものだ。
節電でCTスキャンやMRIを止めるわけにはいかない。
工場では、節電をしても、モノづくりはやめられない。
もともと、エネルギーの無駄遣いはコストアップになるからやっていない。
余裕はあまりないのではないか。

サービス業は蛍光灯を消したり、エアコンの温度を上げたりできるだろう。
今なら客の納得も得られる。
いつまで続くかは問題だが…。

パチンコなどは昼間の暑いときは止めればいいと思う。
ゲームセンターも止めてもいいのではないかと思う。
しかし、そんな原理主義的なことはできない。
我々は自由経済の中にいるのだ。

だからといって、停電になる、と言われると、自主的に止めざるを得ない。
それがどれくらいの頻度で起こるのか、それがわからない。
それまではギリギリでも使わないといけない。

もともと、ピーク時の11時~3時くらいの電気の使用量を抑えればいいはすだ。
電気はためられないから、夜中に節電しても仕方ないと思う。
だから、電気会社は明確に言わないといけない。
そこがいい加減だから、原理主義的な言動が出てくる。

もともと、そんなことは自主的に考えることだ。
だれも、停電の心配などせずに使ってきた。
それがインフラというものだ。
そのコストがあまり上がるようなら、下げる仕組みを考えないといけない。
発電と送電の分離を行って、誰でも発電できるようにしたらいい。
工場などはたくさんの熱エネルギーが捨てられている。
それを有効に使えば、発電できないのだろうか。

電気代を節約することが電気会社の目的であるはずがない。
停電を防ぐためにピーク時の電気の量を減らすのが目的だろう。
それを明確に言ってくれないと、困る。

それでないと、もともとの組織の目的を曲げてまで、節電しようという輩が出てくる。

そんなヤツが多いのだ…。



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