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2011.07.21 Thursday
DNA検査
科学捜査が進んで、DNAという言葉も一般的になった。
DNA検査とはDNAを検査し、個人を同定することである。 殺された被害者の爪の間に入った皮膚からDNAを検査し、容疑者のDNAを調べ、合致すれば犯人となる。 今までに調べたDNAをデーターベース化し、それを調べて犯人を捜す場合もある。 一致したら、"Match found"などと表示される。 どの程度の信頼性があるのかはわからない。 こないだ、昔の事件ではDNAの鑑定法がいい加減で、もう一度やり直したら結果が変わるというものもあった。 STR法、MLP法、SLP法、ミトコンドリアDNA、Y染色体STR法などがある。 一部は、親子鑑定などに使われるもの。 測定だから、もちろんエラーはつきものである。 測定器のクセなどもあるだろう。 できれば、同一日に同一測定器で測ることが望ましい。 目的によって、いろいろな鑑定法がある。 使う人は、測定器の結果をうのみにせず、何を測っているのか理解し、その上で使う必要があるだろう。 データーベースは便利だが、そんなことを理解した上で使う必要がある。 ドラマのように、簡単には信用できない。 しかし、指紋でなくても、身体のほんの一部の皮膚や髪の毛、唾液などから、個人がわかるようになったのだ。 これはすごい。 検挙率が上がることを望む。 |
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