考えたこと2

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佐川急便の自動受付
今日佐川急便の自動受付に電話をかけた。
一度届け物をしたが、本人不在だったので、いつ届けたらいいのかというものだ。

自動受付に電話したのは久しぶりだが、これはすごいと思う。

まるで誰かが話しているようなクリアな音声。
以前は機械が応答している、ということ丸出しのものだったが、すごく自然で、ストレスがない。
要は電話番号と、営業店番号、荷物番号、そして希望時間をダイアルするだけのことなのだが…。

ほんとに人が要らなくなったなあ、ということを思う。

昔は各営業所に受付をする人がいただろう。
もちろん、そればかりやっているわけではない。

そのうち、一括でやろう、ということになりフリーダイアルで設定し、地域でひとつ、というようなことになった。

そうこうするうちに、自動応答のシステムができ、ロボットみたいな話し方のものが導入される。
そして、今は自然な音声で、簡単に指定できるシステムになった。

もう人は一人も要らない。

自動で荷物番号にひも付けされたドライバーの端末に連絡され、希望時間が伝わる。
そして、希望時間に配達される。

以前なら、電話受付とドライバーへの連絡をアナログでやっていた。
少なくとも一人、ひょっとしたら二人の人が関わっていたはずだ。

それが、ITの進歩でゼロになる。
そういうことがいろんなところで起こっている。

チャップリンが、1936年にモダンタイムスで風刺した機械化を越えてしまった。

単純労働から解放されるということでは、人が必要でなくなるのは、いいことだろう。

でも、それは他に働くことができる場合だ。

本当に人が要らなくなる世の中がくるとは思っていなかった。

これが、情報化社会と言われていたもの。

難しい。



| | 考えたこと | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
秋の夜長
秋の夜長というと、読書。

小さい頃、夜寝る前に本を読むということを覚えた。
だから、いまだに本を読むのは布団の中が多い。
昼間でも本を読もうとすると、横になって読む。

シートン動物記は何度も読んだ。
狼王ロボが最初の巻に出ていて、これは何度も読み返した。
それと、日本名作全集の大岡裁き。
何が面白かったのか、わからない。
子供の手を両方から引っ張って、先に放したほうが本物の母親だ、という話。

あれほど 何度もよく同じ本を読めたものだ。

ストーリーはわかっているし、どこにどんな挿絵が描いてあるかもわかっていた。
それでも何度も読めるのだから、子供はすごい。

わかっているから、安心して読めるということか。

今は何度も読み返せるような本はない。
一度買った本を、忘れてもう一度買うくらいだ。
情けない。

このごろ眠くてなかなか本が読めない。

秋の夜長、虫の声を聞きながら、本を読もう。


| | 考えたこと | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |