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2010.11.24 Wednesday
月の引力
月は地球の回りを回っている衛星だ。
生まれたときから月があるし、月がない地球は考えられない。 しかし、月は単なる飾り物ではないということがわかった。 地球と月は相互に作用している。 テレビの科学番組の知識。 もしも月がなければ、地球の自転は今の3倍ほど。 一日は8時間程度になる。 また、海は今よりかなり荒れて、風も強くなり、少なくとも地表の生物は今のような形ではないだろうとのこと。 もっと平べったい形だろう。 知らなかった。 そんな影響があったのか。 単に潮の満ち引きだけではない。 物理的には当たり前のことだが、月がなかったら、という仮定が難しい。 なかったら、地表はえらいことになるということだ。 今の地表の平均気温や、水が氷や水蒸気にならずに済む状態というのは、惑星としてはきわめて珍しいことらしい。 ほとんど奇跡的と言っていい。 この状態がどれだけ続くのか、わからない。 太陽エネルギーとそこからの距離、軌道の形、自転の速度、そして今言った地表の状況…、これらが重なって、生命が誕生した。 もしも他の条件であったなら、他の形の生物ができていたかもしれない。 実際にそんな星もあるかもしれない。 いずれにせよ、人間は奇跡的な確率で生まれた。 その「意味」はなんだろう。 果たして「意味」はあるのだろうか? |
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