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2010.11.14 Sunday
佐川急便の自動受付
今日佐川急便の自動受付に電話をかけた。
一度届け物をしたが、本人不在だったので、いつ届けたらいいのかというものだ。 自動受付に電話したのは久しぶりだが、これはすごいと思う。 まるで誰かが話しているようなクリアな音声。 以前は機械が応答している、ということ丸出しのものだったが、すごく自然で、ストレスがない。 要は電話番号と、営業店番号、荷物番号、そして希望時間をダイアルするだけのことなのだが…。 ほんとに人が要らなくなったなあ、ということを思う。 昔は各営業所に受付をする人がいただろう。 もちろん、そればかりやっているわけではない。 そのうち、一括でやろう、ということになりフリーダイアルで設定し、地域でひとつ、というようなことになった。 そうこうするうちに、自動応答のシステムができ、ロボットみたいな話し方のものが導入される。 そして、今は自然な音声で、簡単に指定できるシステムになった。 もう人は一人も要らない。 自動で荷物番号にひも付けされたドライバーの端末に連絡され、希望時間が伝わる。 そして、希望時間に配達される。 以前なら、電話受付とドライバーへの連絡をアナログでやっていた。 少なくとも一人、ひょっとしたら二人の人が関わっていたはずだ。 それが、ITの進歩でゼロになる。 そういうことがいろんなところで起こっている。 チャップリンが、1936年にモダンタイムスで風刺した機械化を越えてしまった。 単純労働から解放されるということでは、人が必要でなくなるのは、いいことだろう。 でも、それは他に働くことができる場合だ。 本当に人が要らなくなる世の中がくるとは思っていなかった。 これが、情報化社会と言われていたもの。 難しい。 |
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