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2010.11.14 Sunday
秋の夜長
秋の夜長というと、読書。
小さい頃、夜寝る前に本を読むということを覚えた。 だから、いまだに本を読むのは布団の中が多い。 昼間でも本を読もうとすると、横になって読む。 シートン動物記は何度も読んだ。 狼王ロボが最初の巻に出ていて、これは何度も読み返した。 それと、日本名作全集の大岡裁き。 何が面白かったのか、わからない。 子供の手を両方から引っ張って、先に放したほうが本物の母親だ、という話。 あれほど 何度もよく同じ本を読めたものだ。 ストーリーはわかっているし、どこにどんな挿絵が描いてあるかもわかっていた。 それでも何度も読めるのだから、子供はすごい。 わかっているから、安心して読めるということか。 今は何度も読み返せるような本はない。 一度買った本を、忘れてもう一度買うくらいだ。 情けない。 このごろ眠くてなかなか本が読めない。 秋の夜長、虫の声を聞きながら、本を読もう。 |
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