考えたこと2

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印税
生まれて初めて、印税をもらった。

何人かで書いた本が売れて、その10%が印税で、そのまた10%がぼくの配分率になっている。
それでお金が入った。
税金は10%。ちゃんと引かれている。

印税はもらうもので、税金ではないとこないだテレビで言っていたが…。

こんなふうに、なっているのか、という感じで、実感がない。

出版社の封筒が送られてきて、その中に支払い案内が入っている。

もっと売れたら、もっと入るのだろうか?
どんな契約になっているかも聞いてもいないので、どうでもいいのだが…。

しかし、大したことは書いていないのだが、それでも本になるというのはすごい。
えらいものだ。

電子出版になったら、もっと簡単に本が出せる。
印税も多くなる。
ただし、値段も安くなる。

それは、著者にとってはいいことだが、出版社にとっては難しくなる。
どれが売れるかわからないからだ。
編集者の腕が問われる。
よい著者よりも、よい編集者を見つけることが出版社にとって必須だろう。

音楽と一緒で、形のあるものから、形のないデーターに変わると、需要が増える。
しかし、その分、より個別的なものが増えてくる。
今までなら、こんなものは出せない、と言っていたものまで作品になる。
そうやって、裾野が広がることがいいことか、悪いことか…。
まあ、いいことなんだろう。

そうなると、買うほうのリスクも増える。
なんやこれ、というような本が増えていくからだ。
出版業界は大変だ。

そんなことを考えながら、印税の明細をながめた。



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