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2010.11.23 Tuesday
ビット化できないもの
IT技術の進歩はすごい。
スマートフォンの出荷が96%増、とちょっと前の新聞に出ていた。 来年は板状のPCがたくさん発売されるだろう。 音楽のデーター化に続いて、書籍のデーター化が進む。 本の内容もデーターになる。 考えてみれば、音楽よりもデーター化に適しているのは文字だろうから、それも必然だろうと思う。 動画はもうすでにデーターになり、ユーチューブやビデオオンデマンドというよう名前になった。 全てのものはビット化されていく。 それで便利になるのは、いいことだろう。 聴覚と視覚はもうビット化された。 視覚の3次元かも進んでいる。 あとは味覚、触覚、嗅覚の3つ。 これは難しい。 結局、食べたり、触れたりするという情報が一番難しい。 逆にいうと、そういう情報は人間らしいとも言える。 ということは、とても個人的なものでもある。 その中でも嗅覚はまだ可能性があるが、できたとしても、腐乱死体が見つかったシーンで、リアルなニオイがしたら、飯は食えないだろう。 なるほど、だからビット化の意味もないのか…。 |
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