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2010.06.17 Thursday
You tube
最近次男がコンピューターを使うのは、You tubeを見るため、という事が多くなってきた。
友だちが来ても、パソコンの前で笑っているから、何をしているのだろう、と見てみるとYou tubeを見ている。 たくさんのジャンル、たくさんの動画がある。 この頃はギターの練習用の動画もある。 親切な誰かが、何かの曲を弾いているところを撮って、アップしてくれているのだ。 昔はこんな事は考えられなかったが、今では普通のことになっている。 今や、どこかの誰かのパフォーマンスが、世界中の人に開かれている。 見る方に自由があり、役に立たなければ見ない。 しかし、世界へのドアはすごく近い。 最近は路上ライブからプロになる道もできたが、もう少し前はコンテストで名を売るとか、デモテープを送りまくって、レコード会社のプロデューサーに見出されるくらいしか、マスコミに出る方法はなかった。 でも、You tubeでは、動画をアップするだけだ。 今やデジタルビデオで撮って、それをファイルにして、投稿したらそれで終わり。 そんな時代になった。 そのうち、You tubeで火がついて、そのままテレビに出る、という時代が来るだろう…。 しかし、それもあまり意味はない。 なぜなら、You tubeがテレビよりも影響力が強まるからだ。 どんどん通信回線がよくなって、大量のデーターを扱えるようになり、You tubeの画像がハイビジョン並になったら、パソコンのディスプレイがテレビになる。 どれを見るかは検索して決める。 もちろん、大量の資金が必要な映画などは残るだろうが、それもCGで可能になる日が来る。 今ならまだプロでないとできないことが、もう少ししたらアマチュアでも可能になるだろう。 そうなったら、インターネットは世界を変えた、という事になるのだろう。 しかし、もうすでにインターネットは世界を変えている。 そんなことを、ぼくでも想像できるという時点で、もう変わっているのだ。 21世紀はそういう100年になるだろう。 残念ながら、ぼくらはもう死んでいるだろうが…。 |
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