考えたこと2

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サイファイ
こないだ字幕のテレビを見ていたら、SFという文字があった。
言葉では、サイファイと言っていたので、エスエフが和製英語だとわかった。

エスエフはサイエンス・フィクションの略語で、てっきり海外でもそうかと思っていた。
でも、本当はSci-fiと略し、サイファイと発音するのが正解。
初めて知った。

SF小説は空想科学小説と訳すのが一般的だが、定義は難しいらしい。
科学小説やファンタジー、後にはいろんな小説が書かれた。
日本ではSF作家が書けば、SF小説になった感がある。
光瀬龍の時代劇は、完全な時代劇だったと思う。
でも、SFの棚に置いてあった。

ジュール・ヴェルヌの海底二万里は、映画も見たし、本も読んだ。
あれがSF小説の創世記と呼ばれるらしい。
アシモフのロボット3原則というのもあった。

SFという言葉を知ったのは、マンガだった。
鉄腕アトムや鉄人28号、スーパージェッターなどのマンガはSFマンガだった。

日本のエスエフ作家というと、星新一、小松左京、平井和正、光瀬龍、眉村卓、筒井康隆、豊田有恒などを思い出す。
ぼくが知っている作家たち。
70年代は日本のSF小説の黄金期だったと思う。

今はSFといっても、空想科学小説という感じではない。
SFというジャンル自体が消えてしまった感じだ。
科学が進み、これから先科学が進歩しても、あまりいいことがないぞ、という感覚が出てきた。
そして、進歩が無条件にいい、とも思えなくなってきた。
そんな気持ちがSFを廃れさせたのかもしれない。

でも、映画の中ではまだ使われているようだ。

SFではなく、サイファイか。

これからは、Sci-fiと言おう。


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