考えたこと2

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信頼関係
「信頼する」という言葉は難しい。

何を、どこまで信じるか、という判断基準がわからないからだ。

誰かを信頼する、という場合、何を根拠に信頼するのか?と聞いてもあまりはかばかしい答えが返ってくることはない。
「あいつだから」というような答えが一般的ではないか。

また、ずらずらと理由を並べられても、本当か?という気になる。
だから、信頼する、というのは難しい。
きわめて直感的な言葉なのだ。

初対面の人を信頼するなどということは、まずないだろう。

やっぱり、ある程度のつきあいがあって、それで出てくる言葉が信頼だ。
だからこそ、信頼は重い言葉なのだろう。

誰かを信頼するということは、時間と親密度の関数になる。
非常に濃い関係ならば短期間でもよいし、薄い関係でも長期間にわたるなら、信頼という言葉が出る可能性がある。

その逆が「信頼できない」、という場合。
当たり前だが、信頼できない、ということも、時間と親密度の関数になる。
誰かを信頼できないという状況は、過去に裏切ったり、期待していた行動をとらなかったりする場合だろう。

だから、信頼を取り戻すには時間がかかる。
信頼を取り戻す場合、よほどのことがないと、濃い関係を短期間ということはないから、長期間、薄い関係というのが必要。
そうやって、少しずつ回復していかなければならないのだろう。

信という字はヘンが人がでツクリが言になっている。
人の言葉は大事だということかもしれない。

そういえば、それまでの信頼関係が一言でつぶれてしまう、という事もある。

そんなことを考えると、信頼関係は難しい。




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