考えたこと2

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電子出版
ぼちぼち、電子出版が身近なものになってきた。

アマゾンがキンドルという端末を出し、アップルがiPadという端末を出している。

iPadは電子書籍専用端末ではないが、カラーでiPhone用のアプリケーションが使えるらしい。
もちろん、本を読むための電子端末にもなる。

音楽と同じように、本もデーターになろうとしている。

そのデーターをインターネットの仕組みからダウンロードする。
それが電子書籍の仕組みだ。

もちろん、それだけではない。コピーができないようになっているとか、印税を集める仕組みが備わっているとか、いろいろあるが、使う側から見るとダウンロードして読める、というもの。

特に雑誌などはカラーなら電子化しやすい。電子配信して、毎月勝手に来るとか、月々の購読料はカードで落ちるとか、そういう使い方ができる。
宣伝などは動画も使えるから、新しい使い方もできる。
出版、広告の既存メディアは今から戦々恐々だろう。

個人での出版も簡単にできるようになる。

つまり、音楽で起きたことが出版でも起きる。
プロレベルの事がアマチュアでもできるようになる。
デジカメと画像処理、グラフィックのソフトがあれば、たいがいのことはできる。
今まではそれが印刷の領域だけだったが、出版もそういう事になるだろう。
物理的な印刷が必要ないから、画面上でできれば、もう完成だ。
大量の紙、印刷機、製本機など、不要になる。

もちろん、紙の本も残るだろう。
電子書籍を見て、やっぱり紙の本がほしくなる、ということもある。

でも、紙の本は電子書籍が売れてから出す、というような形態になるかもしれない。

印税は高くなると思う。
出版社の優位が崩れていくからだ。

これからの20年くらいでどうなるか。
まだ生きているかもしれない。

楽しみだ。



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