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2010.06.26 Saturday
ベスト16
毎日ワールドカップで寝不足になる。
さすがに、ぼくは見なかったが、夜中の3時半に起きてデンマーク戦を見たという人も多かった。 日本が勝って、喜んだ人も多いだろう。 ベスト16を見てみる。 欧州勢がドイツ、イングランド、オランダ、スロバキア、スペイン、ポルトガルの6国。 北米・南米がウルグアイ、アルゼンチン、メキシコ、アメリカ、パラグアイ、ブラジル、チリの7国。 残りが、アフリカのガーナ、アジアの日本と韓国の3国。 イタリアとフランスは1回戦で負けてしまった。 まさかの敗退、という感じか。 wikipediaによると、ワールドカップは1930年に第1回の大会が開かれ、その時の勝者がウルグアイ。 その後イタリア、西ドイツ、ブラジル、イングランド、アルゼンチン、フランスが優勝したことのある国。 驚いたことに、というか、当然というか、3位まで入れても、欧州と南米のチームしか出てこない。 北米大陸のメキシコも出てこないのだ。 今年のワールドカップのアメリカや日本、韓国というのは、完全に新参者の扱いだろう。 どちらかというと、「弱い国」というカテゴリー。 カメルーンがアフリカ旋風を起こしたが、今回は弱かった。 だいたい、個人技の南米、組織力の欧州という特徴。 アジアの日本や韓国も、どちらかというと欧州型。 最近女子サッカーを見に行くようになって、サッカーのシステムというのがわかってきた。 ディフェンスのライン、ミッドフィルダーやフォワードのラインをどうするか、ということ。 攻撃的か、守備的かという考え方。 攻めの時のディフェンダーの動き。 スペースを作らせないための守備。 こういうところは、監督の腕の見せ所だろう。 サッカーというのは、どうやって空きスペースを作り、そこに走り込むか、という戦略のぶつかりあいというスポーツ。 そういう意味では組織力がものをいう。 しかし、組織力で守っても、個人技で切り崩されると抜かれる。 そうすると、そこに余分な勢力を割かないといけない。 1対2で守ったりする。そこで攻守のバランスが崩れる。 人数の差が出てくるのだ。 そんなふうになっていると思う。 ただただ、走り回って、ゴールを狙うスポーツではない。 最近、それがわかった。 まだまだ熱い戦いは続く。 アジア勢はどこまで残るか、楽しみだ。 |
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