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2021.09.12 Sunday
ペンヌ衝突
直径500メートルのペンヌという小惑星が地球に衝突する可能性があるらしい。
NASAの小惑星探査機のデーター。 2300年までに衝突する可能性は1/1750。 衝突する確率の高い日は、2182年9月24日火曜日の午後。 この日の確率は1/2700とのこと。 ナショナル・ジオグラフィックの記事。 恐竜が絶滅した時の小惑星は直径10キロメートルだったらしいから、今回のペンヌはその1/20の直径。 それでも衝突した地域は壊滅するという。 TNT火薬11億トン分以上とのこと。 想像がつかないが、去年ベイルートで起きた大爆発の200万倍らしい。 どこに落ちるかも、だいたいはわかっているのだろうと思うが、それは発表しない。 海に落ちたら、どうなるのだろうか。 大規模な津波が発生するような気がするが…。 軌道の計算には多くの小惑星の重力も関係しているので、大変だったという。 太陽光も関係しているらしい。 計算の結果、ペンヌはブドウ3粒分の重さで押されており、軌道は1年間に285メートルずつずれる。 その結果、2135年に地球の表面から月のほぼ中間を通過することが判明した。 それでも、不確定要素があり、衝突の危険性は排除できないのだろう。 今生きている人はみんな死んでいるだろうが、もしも衝突すれば大惨事になるだろう。 それまでにどれだけ予測技術が進み、小惑星の軌道を変える技術が進むのか。 後者の方では、探査機を小惑星に衝突させて進路を変える、という実験も計画されているらしい。 人間という種が恐竜のように絶滅しないように、という思い。 それは自然な欲望なのだろうか。 どっちみち、太陽が膨張を始めれば、地球は飲み込まれてしまう。 そうなる前に熱で絶滅する。 ノアの箱舟のように、地球以外のところで生きることも模索されるのだろうか。 全くの想像の世界だが、どうなるのかを考えると、面白い。 |
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