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2021.09.15 Wednesday
指板の見え方
最近よくギターのバッキングを流しながら、スケールの音を弾く練習をしている。
不思議なもので、ギターを弾くときは自分の弾いている音階がわかる。 もちろん移動ドでの話。 これは指板の位置関係とセットで覚えているからだろう。 これが、指板が見えるということかもしれない。 ギターYoutuberの動画を見ていると、いろんな見方をしている人がいる。 極論すれば、6弦×22フレット=192音の位置を覚えてしまうということなのだが、なかなかそんな人はいないと思う。 だいたい、今何フレットを弾いている、という感覚はない。 相対的に、どれだけフレット(半音)分、動いたかを見ている。 人差し指の位置が起点で、中指、薬指、小指の4本の指の幅が4フレット、という感じ。 音階は対数なので、上に行くほどフレットの感覚は短くなるが、目安はそうだ。 その上で、例えば今移動ドでみて、2弦のドの音を弾いているから、斜め右上はラだとか、斜め左下はミだとか…、そういうことだ。 昨日みたYoutuberは、指板を今押さえている音を起点にどう見ているかというと、オクターブ違いで同じ音を意識しているということだった。 今弾いている音が5弦のドだとすると、そのオクターブ違いの音は1弦飛ばして3弦の2フレット右、3弦飛ばして2弦の2フレット左という感じ。 オクターブ違いの音(位置)をみて、どの音を弾くか考える、ということなのだろう。 そういう見方ができるようになれば、音を飛ばすことができると思う。 どうしても、音階をなぞっていくと、続きの音ばかりになってしまう。 それでは、今ひとつ面白くない。 ここが難しいところ。 前に書いたオルタードスケールやコードトーンも、スケール内の隣り合った音が続かないようにするということもあって、普通のメジャーやマイナーのスケール以外に使うべきという感じ。 まだまだやることはたくさんある。 階名はすぐに出てこなくても、何となくオルタードスケールの定番のリフはわかってきたし、だいぶ指板が見えるようになってきた感じはある。 ここからが遠いのだろうが…。 |
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