考えたこと2

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げてばねこ
Youtubeで損益算の解説を見て勉強している。
どう伝えたらいいかということだ。
さすがに、熟練の講師は上手に話す。

損益算というのは原価、定価、売価、利益(売価ー原価)というのがキモ。
まず、これらの言葉の意味がわからない。

かろうじて、原価と売価はわかるのだが、「定価」というものがわからない。
世の中に定価がなくなって、オープン価格になったからだ。
損益算は昭和の遺物になってしまっている。
それでも、まだしつこく出題される。
それは、この構造が商売の基本になるからだろう。

今は学生に「定価は売りたい値段」、ということで説明している。
原価で商品を仕入れ、売りたい値段が定価、そこから値引きをして、売価が決まる。
利益は売価から原価を引いたものということになる。

これは商品が1個の場合でまだ易しい部類。
難しい問題になると、個数が増える。
たとえば、300個仕入れて、150個は定価で売れ、残りの100個は2割引きで売り、そのまた残りは廃棄したというような場合。
こうなると、多くの学生はお手上げになることが多い。

先生はここで「げてばねこ」を出してくる。
げんか、ていか、ばいか、ねだん、こすうの頭文字。
ぼくが作ったプリントはげんか、ていか、ばいか、こすう、りえき(ばーげ)だったが…。
語呂も考えて、ねだん、こすうということにしたのだろう。
表を作って整理するというアイデアまでは一緒だったのだが…。

たしかに、表の書き方によっては利益を表の外に出したほうがややこしくない。
この「げてばねこ」の解説動画(損益算3)は11万回再生されている。

コメント欄をみていると、

「損益算めっちゃ苦手やったけど解けるようになった(泣)ありがとうございます!!!」

というようなものが並んでいる。

やはりネコは強いということか…。



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