考えたこと2

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ハイキュー!!
勤めていた大学の卒業生に勧められて、「ハイキュー!!」というアニメを見た。
1時間40分の総集編の映画4本と、25本のアニメ番組。
全部で15時間ほどだ。

スポーツ根性ものというジャンルのアニメ。
マンガの方はもう連載を終了していて、アニメの方はシーズン4までで未完。
続きがいつ作られるかはわかっていないようだ。

珍しく、バレーボールを扱ったアニメ。
ハイキューは排球のことだ。
昔の「アタックNo.1」「サインはV」を思い出す。
当時はオリンピックでの女子バレーの活躍もあり、バレーボールといえば女子、という感じだった。

「ハイキュー!!」は身長が低い高校生男子が主人公。
入学してバレー部に入る時に、中学の時からセッターとして才能を認められていた準主役と出会い、2人で高校バレーで活躍するという設定。

「巨人の星」を含む昭和のスポ根ものと違うのは、魔球の類が出てこないこと。
さらに、家族関係は一切出てこないし、誰かが死ぬこともない。
「巨人の星」など、星一徹と星飛雄馬の親子関係で始まり、ドロドロした部分も描かれるが、「ハイキュー!!」には清々しい高校生ばかりだ。
人間のドロドロした部分はカットされている。
純粋にバレーをやっている高校生たちの群像ドラマという感じ。
描かれる期間は短く、1年で入って、春高バレーまでがメイン。
マンガの方も、春高バレーのあとは卒業後のことが少し描かれて終わったようだ。

主人公がメインで筋は運ぶのだが、いろんな高校のメインキャラクターもいて、それぞれ特徴的な試合をする。
それらのサブキャラクターが多いのも特徴。
実際にバレーをやっている人たちや、体育会系の人たちにはすごく共感できるのだろうと思う。

1本にかけるピンチサーバーや地味なブロッカーにも見せ場があり、とにかくアタックばかりというようなものではない。
ちゃんと役割分担ごとに日が当たる、というところも好感が持てる。

主人公の日向翔陽(ひなたしょうよう)の、いつもバレーを楽しんで、上手くなりたいというひたむきさが心地よい。
実際にはもっとジメジメして悩む場面もあるはずだが、そんなものは吹っ飛ばす、という感じ。

これが平成、令和のスポ根もの。

アニメで終わりまで作ってほしいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0) |