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2021.09.07 Tuesday
asnas
阪急の駅ナカにあるコンビニasnasがローソンのフランチャイズになる。
したがって、asnasの名前はなくなるらしい。 うちの近所の駅のasnasも、23日閉店という貼り紙がしてあった。 asnasという名前、なかなかいいネーミングだと思ったのだが、意外と撤退は早い。 たしかに、品揃えはそんなに悪くないのだが、いわゆるコンビニではないのだ。 コンビニは今や商品を売るだけではなく、銀行ATM、各種公的サービスの支払、コピーサービス、各種チケット発行や宅急便のサービスまで請け負っている。 逆に言うと、そういうものができてこそのコンビニだと言える。 asnasを作ったときには、商品の販売ができればOKだったのかもしれないが、その後コンビニ大手はどんどんサービスを広げてきた。 駅ナカで待ち時間にお金をおろしたり、公的サービスの支払いなどができると、大変便利だ。 H2Oリテイリングも、そういう情報化投資をするところまではいかなかったのだろう。 ネット銀行がここまで増えたのも、コンビニATMがあればこそ。 最初は街の情報ステーションなどと言っていたが、公的サービスまで取り込んで日本のデジタル化に大きな功績があると思う。 今やあまり出歩けないお年寄りにとっては、コンビニが生命線だ。 勤務している学校の近所にもコンビニがあるが、客はお年寄りも多い。 そのため、小分けした惣菜などのおかずが増えた。 酒類の販売も、絡んでいるかもしれない。 調剤薬局など、コンビニで申し込みして薬を送ってもらえばいいのだ。 医院でもらった処方箋を持ってコンビニに行き、そこで読み込んでもらう。 3日以内に家に届くというシステムなど簡単だろう。 そうすれば待つ手間もない。ついでに買い物もできる。 今の自粛ができるのも、近くにコンビニがあるからだと思う。 スーパーで買い物できないお年寄りは、コンビニで済ませることができる。 マスクも買えるし、あとは薬だけだろう。 asnasの話からそれてしまったが、今からコンビニに参入するのはシンドいということだ。 ローソンは駅ナカでどういう作戦に出るのだろうか。 |
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