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2021.09.01 Wednesday
もう9月
何度か書いたが、ユーミンの「9月には帰らない」と、オフコースの「I LOVE YOU」という曲が、ぼくが9月を思い出す曲。
「9月には帰らない」はガットギターで始まる、ユーミンにしては珍しい曲。 これがなんとも言えない。 9月には帰らない、ということはわかるのだが、なぜ?ということは聞く人に任されている。 作者にしか、本当の意味はわからないのだと思う。 さらにわからないのが、オフコースの「I LOVE YOU」。 もともと、よくわからない歌詞なのだが、これも「ああ早く 9月になれば…」と歌う。 こちらも、なぜ9月になれば…なのかは全くわからない。 聞く人に任せるというより、雰囲気で察してくれ、という感じ。 この2曲の「9月」がなんとなく9月のイメージ曲になった。 学校の時は、9月というと新学期。 夏休みが終わって、学校が始まるというある意味鬱陶しい時期。 でももうそういう時期は遠い昔で、社会人になってからの9月というと、一応夏は終わりかけているがまだまだ暑い季節。 そのせいか、9月というと「けだるい」イメージだ。 学校法人で勤めることになって、余計にそう思う。 今の大学は夏休みが長い。 秋学期が始まるのが9月の終わりくらい。 だから、世間はもうフル稼働しているが、大学はまだお休み中という感じ。 そういうわけで、余計にけだるい。 どうも歌詞と「9月」という言葉の相性がいいみたいに思う。 10月や11月は字数が多い。 くがつ、の3文字が座りがいい。 3文字の月の中ではにがつ、しがつ、ごがつ、くがつの4つが残る。 ごがつは濁音が入るので、除外する。 そうすると、2月、4月、9月の3つが残る。 4月は春で何かとイベントがありそうなので、余計な意味がひっついてくるので除外。 2月はそういうものがなくていい感じだが、寒いから避けるのだろう。 そうすると、けだるい9月しか残らない。 そのけだるい9月がやってきた。 今年ももう9月。 なんとなく、9月は節目の月なのだ。 残り1/3になってしまった。 |
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