考えたこと2

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気温40度
BSのワールドニュースを見ていたら、アメリカのウィスコンシン州やヨーロッパのスペインで気温40度を超えているというニュースがあった。
アメリカでは、洪水のところが中継されていた。
スペインでは「暑い」という市民のインタビューが映る。

ワールドニュースでは、こういう「異変」がよく報道されるようになってきた。
40度を超えるというニュースは、あまり聞いたことがない。
昭和の常識では、「温帯では気温は40度を超えない」という意識だろう。
そういえば、南極で三重県ほどの大きさの氷が割れて分離した、というニュースもあった。
温暖化はだんだんと目に見えるようになってきた。

しかし、まだ7月の中旬。
これからまだまだ暑くなる。
たしかに、最近の「暑い」というのは「熱い」という感じだ。

この暑さが、地球の長い歴史の上で自然変動する範囲の中にあるのか、それとも人類の活動でCO2が増えて温室効果の影響が出たのか、まだはっきりした答えは出ていない。
でも、はっきりした答えが出た時には、手遅れかもしれない。
だから、今から温室効果を減らさないといけない、というのが「パリ協定」だろう。

これから中国やインドで一気に経済発展が起こり、エネルギーの大量消費が始まる。
ひょっとしたら、両国合わせて20億人を超える人たちが、エネルギー消費を増やし始めたから、CO2が増えて、今の異常気象が起こっている可能性もある。
もちろん、太陽の側の影響もあるだろう。
だから、正確なことはわからないのだが…。

同じBSワールドニュースで、マクロンとトランプの会談のことも言っていた。
トランプはひょっとしたら、アメリカはパリ協定について翻意するかもしれない、と言った。
たしかに、州によってはパリ協定に準じて何かするということもあるらしいから、アメリカの中でもまだまだパリ協定離脱は決まっていないらしい。
パリ協定を守ることが、新たな産業の芽を生むということもある。
ちょうど1970年代に日本が石油危機を省エネで乗り切ったように、これからの地球の人口増加でそういう技術は「売れる」技術になる。

15年前のエアコンを買い替えると、電気代が4割ほど減るというのがネット上に出ていた。
ほとんど半分になるということだ。
技術の進歩は確実に省エネに向かっている。

いつか、人類は再生可能エネルギーだけで生活できるようになるかもしれない。
まだまだ遠い未来かもしれないが…。


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