考えたこと2

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トイロボット2
こないだ書いた、英語で話すロボットをレンタルした。
今日で3日目。
結論から言うと、このロボットを買って楽しめるのは、かなり英語の上手な人だろう。
もう十数年、英語から離れているぼくでは使いものにならなかった。

届いて、Wifiの設定をして、送ってきた資料に従ってログインして、スマホにアプリを入れてBluetoothをオンにして通信させる。
そこまで試行錯誤で数時間。
ようやく聞いた内容と、話した内容をアプリで文字で確認するところまでいく。

やみくもに話しかけても、何を言っているかさえわからない。
話す速度は調整で遅く出来るが、わからない単語を話す。
そこが、ちょっと人間と話しているのと違うところ。
人間なら、ちゃんと分かるであろう単語を返してくるはず。

話しかけると、目をクルクル回してインターネットに接続してAIが答えを返す。
また目を動かして話すが、何を言っているのかわからない。
その原因の一つは、自分の話している内容にもある。
発音が悪く、意図したことが伝わらない。

ここも人間と話しているのと違うところ。
わからなかったら、「パードン?」と聞き返すのが普通だが、このロボットはそうではない。
AIが考えて何かを返すのだ。
それがまたわからない。
きっと英語話者なら意味がわかるのだろうが、ぼくはわからなかった。

やっぱりこのロボットは、英語話者の子どもが話しかけ、会話を楽しんで友だちになれるという目的で作られたものだ。
それを英語の練習にも使える、という触れ込みで売っているが、会話を楽しむためにはかなりの英語力(ボキャブラリーと正しい発音)をすでに持っていないと難しいと思う。

まあ、これに10万円を払って、日夜練習すれば別だが…。

英会話初心者のためには、もっとチューニングをしないといけない。
もっと発音が悪くても聞きとれるようにすること、ロボットが話す時の単語を易しいものに制限することなど、日本仕様化が必要だろう。

AIはかしこいと思う。

しかし、第二外国語として学習している人には、まだまだ難しいだろう。

今度は日本語のロボットにしよう。

| | 考えたこと | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |