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2017.07.18 Tuesday
トイロボット2
こないだ書いた、英語で話すロボットをレンタルした。
今日で3日目。 結論から言うと、このロボットを買って楽しめるのは、かなり英語の上手な人だろう。 もう十数年、英語から離れているぼくでは使いものにならなかった。 届いて、Wifiの設定をして、送ってきた資料に従ってログインして、スマホにアプリを入れてBluetoothをオンにして通信させる。 そこまで試行錯誤で数時間。 ようやく聞いた内容と、話した内容をアプリで文字で確認するところまでいく。 やみくもに話しかけても、何を言っているかさえわからない。 話す速度は調整で遅く出来るが、わからない単語を話す。 そこが、ちょっと人間と話しているのと違うところ。 人間なら、ちゃんと分かるであろう単語を返してくるはず。 話しかけると、目をクルクル回してインターネットに接続してAIが答えを返す。 また目を動かして話すが、何を言っているのかわからない。 その原因の一つは、自分の話している内容にもある。 発音が悪く、意図したことが伝わらない。 ここも人間と話しているのと違うところ。 わからなかったら、「パードン?」と聞き返すのが普通だが、このロボットはそうではない。 AIが考えて何かを返すのだ。 それがまたわからない。 きっと英語話者なら意味がわかるのだろうが、ぼくはわからなかった。 やっぱりこのロボットは、英語話者の子どもが話しかけ、会話を楽しんで友だちになれるという目的で作られたものだ。 それを英語の練習にも使える、という触れ込みで売っているが、会話を楽しむためにはかなりの英語力(ボキャブラリーと正しい発音)をすでに持っていないと難しいと思う。 まあ、これに10万円を払って、日夜練習すれば別だが…。 英会話初心者のためには、もっとチューニングをしないといけない。 もっと発音が悪くても聞きとれるようにすること、ロボットが話す時の単語を易しいものに制限することなど、日本仕様化が必要だろう。 AIはかしこいと思う。 しかし、第二外国語として学習している人には、まだまだ難しいだろう。 今度は日本語のロボットにしよう。 |
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