考えたこと2

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持つべきものは友
6月3日に「みをつくし料理帖」のドラマのことを書いて、原作の小説をブックオフに見に行く、という事を書いたら、こないだ東京の友だちから連絡があった。

「みをつくし料理帖全十巻、年末に進呈するので、ブックオフで買うのは思い留まってはどうですか?」

ラインの吹き出しに入っていた。
ブログを読んでいる大学時代の友人が、持っていたのだ。
そういえば、「くいしんぼ」をまとめて貸してくれた覚えがある。
なるほど、そういうのが好みだったのだ。

しかし、くれるというのは太っ腹だ。
持つべきものは友だと思う。

ぼくはワーカホリックだったから、仕事以外の付き合いは少なかった。
たいがいのサラリーマンがそうだろう。
若い人たちは違うかもしれないが…。

仕事の上での付き合いは、仕事を辞めたらなくなることがほとんど。
会社に勤めていたころの先輩や同僚と会うことはあるが、年に10回もいかない。
会社に行っていると、嫌でも顔を合わすのだが、そういう習慣だから、わざわざ会社に行かないのに会おうということにはならない。
そういう、水のような交わりなのだと思う。

それでも、不思議な事に年に1回会うだけでも、すぐに話が通じる。
長い間仕事を通じて一緒に過ごし、わかっている部分が大きいのだ。

件の友人は大学で一緒だった。
就職して東京方面に行って、それ以来こちらには帰ってきていない。
だから、会うといっても年に1,2回。

それでも、会うと当時の関係に戻る。

これから年をとってくると、そういう関係が大事になってくるんだろう。
SNSを使いこなすわけでもないし、何ヶ月かに一度ラインの吹き出しに文字が来たりするだけだが、ありがたい友人だと思う。

本をくれるから、言っているわけではない。

まあ、ちょっとはあるか…。




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