考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
超長寿命化
人の寿命はどんどん長くなっているらしい。
なんでも、主な先進国で2007年に生まれた子どもの半分は107歳まで生きると予想される、とのこと。
今売れている「ライフシフト」という本の書評に出ていた。
だから、これからの人は107歳までの人生設計をしないといけない、と書かれている。

ぼくらが若い頃は60歳が定年、と思ってきた。
実際、20代の頃に会社を定年される方を見て、それなりの年だと思った。
1979年の男性の平均寿命は73歳。
その頃でも定年してからの人生は10年以上あった。
でも、働く人はたくさんいたし、経済は上向きだった。
今は状況が違う。
定年は65歳に引き上げられたが…。
働き続けないと、お金がもたない。
年金100年プランとか言っていたが、あれは100歳になっても大丈夫という意味ではない。

この本にはみんなが足並みを揃えて、教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代はもう終わった、と書いてあるとのこと。
多くの人が100歳まで生きるのなら、システムそのものを変えないといけない。
それはもう今から手をつけないといけないんだろう。

今のシステムを信じている人たちの意識を変えないといけない。
この本には、人生100歳時代に備えて、どんな風に生きていくかということが書かれているらしい。
おそらく、これからそういう時代に直面する人たちへの本だろう。

今のシステムの中で60歳まで来てしまったぼくらも、これから先を考えないといけない。

河合隼雄が書いていた、500m走のつもりで走ってゴールしたら、あと300m残ってます、と言われるような感じだ、ということが身にしみる。

残りの300mをどう走るか、難しい。




| | 考えたこと | 15:34 | comments(0) | trackbacks(0) |