考えたこと2

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老眼鏡
ここ2年ほど、本が読めなくなった。

メガネをかけて読むのだが、なかなか読めない。
読む気にならないのだ。
ネット上の文章を読む量はだいぶ増えたのだが…。

ひょっとしたら、と思い立ってメガネを作りに行った。
ぼくは寝る前に本を読むことがほとんどなのだが、よく考えたら寝床においてある老眼鏡はだいぶ古く、もう7,8年前に作ったものだった。
だから、何となく見えはするのだが、細かい字が読みにくい。

読書用、ということで、きっちり合わせて作ってもらった。
あと7,8年使うのだから、ちゃんと作っておこうと思ったのだ。
寝ころんで読むから、丈夫なものがいい。
フレームもそれで選んだ。

こないだ、出来たという連絡があり、取りに行った。
それをかけると、なんと、本が読める。
普通に30センチくらい離して本を見たら、全部文字が見えて頭に入ってくる。
こんな事なら、もっと早く作ればよかった、と思った。

やっぱり、今までは見えているようで、ぼんやりしていたということがわかった。

そうなると、読む気になる。

手始めに、青空文庫の半七捕物帳やむっつり右門捕物帖。
ソニーのリーダーを買って、たくさんダウンロードしてあったものを出してきて読んでいる。
タダで読めるのが青空文庫のいいところ。
今ならアマゾンのKindleの方がいいかもしれない。

目が弱る、というのはこういうことかと思った。

見えていても、無理をしていると気分的にダメだ。
それが読書ができなかった原因だと思う。
無理をしている、という自覚がない。
見えているからだ。
だから、ちゃんと目に合った老眼鏡が必要だ。

もう読めなくなったらどうしよう、とちょっと思っていた。
でも、メガネを変えたら、読めるようになった。

いい世の中になったものだ。

メガネを発明した人はエライ。
| | 考えたこと | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |