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2013.01.28 Monday
全体は部分を合わせたものに勝る
西洋にあって、日本にないことわざがある。
その一つが「全体は部分を合わせたものに勝る」というもの。 アリストテレスが言ったらしい。 1+1=3のような感じだろう。 よくスポーツでチームプレーについて語るときに同じような事を言う。 みんなの力を合わせれば、120%の力が出せる…。 組織の力というものがあるとすれば、こういうことだろう。 でも、全ての組織にそういう機能が備わっているわけではない。 よくできた組織にはそんな力がある。 総合力、という考え方もある。 個々の選手の力量は負けていても、組み合わせ、戦術や戦略の妙で勝つ、というような場合。 この場合は、優れた指導者がいて、作戦を立て、それを理解し実行できるメンバーが必要だ。 ヨーロッパのサッカーはそんな感じ。 アリストテレスがどういう意図でこの言葉を残したのか、知らないが…。 でも、こういう考え方が今の日本には足りないのかもしれないなあ。 |
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