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2013.01.03 Thursday
ピンクのクラウン
クラウンがモデルチェンジした。
トヨタも若者のクルマ離れに悩んでいるように見える。 もちろん、トヨタブランドの最高級車だから、安全性や操縦性などは最高レベルのものを目指しているんだろう。 メインの売れ筋はハイブリッドになるはずだ。 「いつかはクラウン」という宣伝は、吉永小百合と山村聡がやっていたはず。 しかし、今回は北野武とジャン・レノで、チョイワルオヤジというのが新しいキーワード。 「権力より愛だ」というメッセージもある。 値段からして、このクルマを買えるのは高額所得者になるから、どうしてもオヤジということになるのか。 デザインからしても、若い人の乗るクルマではない。 だが、ピンクのクラウンというのはびっくりした。 儲かっている会社だから、やれるんだろう。 2013年夏くらいに販売するそうだが、どれくらいの注文があるのだろう。 今から注文生産になって、1回切りの生産になるかもしれない。 ReBornという言葉を使うために、イメージカラーとしてピンクというのも作ってみました、という感じだろう。 しかし、いくらチョイワルオヤジでも、ピンクはちょっと…、という気がする。 まあ、今までの常識を覆すという意味ではよかったかもしれないが、せめて黄色くらいにした方がよかったのではないか、などと素人が言っても仕方ないけど。 儲かるというのは、いいことだ。 こういう遊びができる。 賛否両論あるだろうが、トヨタにしてはよくやったのではないか。 あり得ない組み合わせを実現してみせたのだから。 |
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