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2013.01.14 Monday
マンガ・アニメ
日経のランキングの記事の続き。
どんなジャンルの人の名言を選んだか、ということが記事に出ていた。 全体では1位経営者、2位作家、3位スポーツ選手、4位科学者、5位映画・ドラマの登場人物、6位タレント、7位マンガ・アニメの登場人物、8位政治家、9位お笑いタレント、10位歌手。 20代の人は1位マンガ・アニメの登場人物、2位作家、3位スポーツ選手、4位映画・ドラマの登場人物、5位タレント、6位経営者、7位歌手、8位科学者、9位お笑いタレント、10位政治家。 20代で特徴的なのは、1位がマンガ・アニメの登場人物、というところだろう。 その代わり、経営者の順位が低い。 マンガ・アニメというのは、若い人の間では地位が高いのだろう。 だからこそ、クール・ジャパンとか言われて、海外でもてはやされている。 スラムダンクやドラえもんが選ばれている。 どちらもマンガでもあり、アニメでもあり、どちらの影響が強いのかわからない。 ドラえもんは知っているが、スラムダンクは全く知らない。 「2006年に文化庁が実施した文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で1位を獲得。」とWikipediaに書いてあった。 さすがに、「名言」に選ばれるだけの実績はある。 昭和30年代生まれにとっては、マンガやアニメの登場人物の言葉が「名言」になって選ばれる、というのは考えられないことだろう。 当時、マンガやアニメは子供のもの、という認識だった。 大人の鑑賞にたえるものは、かろうじて昭和の終わりに劇画がでてきて、それからだ。 ゴルゴ13はぼくも大学時代に見た。 冷戦の時代だったから、東西のシチュエーションだったなあ。 手塚治虫がブラックジャックを書いたのもこの頃だ。 こちらも大人がターゲットのマンガだった。 その頃から、大人もマンガを読むようになってきたのだろう。 ぼくは、全くダメだった。 読む気がしない。 アニメは見るのだが…。 ましてや、その主人公の言葉を座右の銘にするとかいう感覚はない。 時代は変わった。 これも日本の産業の生きる道かもしれない。 |
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