考えたこと2

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マンガ・アニメ
日経のランキングの記事の続き。

どんなジャンルの人の名言を選んだか、ということが記事に出ていた。

全体では1位経営者、2位作家、3位スポーツ選手、4位科学者、5位映画・ドラマの登場人物、6位タレント、7位マンガ・アニメの登場人物、8位政治家、9位お笑いタレント、10位歌手。
20代の人は1位マンガ・アニメの登場人物、2位作家、3位スポーツ選手、4位映画・ドラマの登場人物、5位タレント、6位経営者、7位歌手、8位科学者、9位お笑いタレント、10位政治家。

20代で特徴的なのは、1位がマンガ・アニメの登場人物、というところだろう。
その代わり、経営者の順位が低い。

マンガ・アニメというのは、若い人の間では地位が高いのだろう。
だからこそ、クール・ジャパンとか言われて、海外でもてはやされている。
スラムダンクやドラえもんが選ばれている。
どちらもマンガでもあり、アニメでもあり、どちらの影響が強いのかわからない。

ドラえもんは知っているが、スラムダンクは全く知らない。
「2006年に文化庁が実施した文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で1位を獲得。」とWikipediaに書いてあった。
さすがに、「名言」に選ばれるだけの実績はある。

昭和30年代生まれにとっては、マンガやアニメの登場人物の言葉が「名言」になって選ばれる、というのは考えられないことだろう。

当時、マンガやアニメは子供のもの、という認識だった。

大人の鑑賞にたえるものは、かろうじて昭和の終わりに劇画がでてきて、それからだ。
ゴルゴ13はぼくも大学時代に見た。
冷戦の時代だったから、東西のシチュエーションだったなあ。
手塚治虫がブラックジャックを書いたのもこの頃だ。
こちらも大人がターゲットのマンガだった。

その頃から、大人もマンガを読むようになってきたのだろう。
ぼくは、全くダメだった。
読む気がしない。
アニメは見るのだが…。

ましてや、その主人公の言葉を座右の銘にするとかいう感覚はない。

時代は変わった。

これも日本の産業の生きる道かもしれない。


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