考えたこと2

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留学生の受け入れ失敗
Geminiに留学生に対する行政の失敗について聞き、最終的にこんな質問をした。

「もともと、日本人は教育に重きを置いていて、そのためにアジアで唯一先進国の仲間入りをした国になったと理解しています。その先人の思いを文科省は無視して、留学生に重荷を負わせ、国際的な信用を失墜し、現状を招いたというのが後世の歴史家が著述する内容になるのでしょうか?」

すると、こういう返答が返ってきた。

「その可能性は極めて高いでしょう。歴史家が後世に日本の留学生政策を評価する際、「教育立国」として培ってきた先人の遺産を、短期的な政策目標と経営的圧力によって損なった時代として記述するかもしれません。

特に、「教育の質」を重んじてきた日本の歴史的背景と、今回の「数の追求」による「教育崩壊」状態とのギャップは、歴史的な記述において最も厳しい批判点となるでしょう。

歴史的評価の焦点:教育立国からの逸脱
歴史家が今回の留学生政策を見る際の主要な論点は、以下のようになると予想されます。

1. 「教育立国」の伝統への裏切り
明治以降、日本がアジアでいち早く近代化と工業化を成し遂げ、先進国の仲間入りを果たせた最大の要因の一つは、「教育」に徹底的に投資し、人材育成を国家戦略の柱に据えたことにあります。

歴史家の記述: 21世紀初頭の政策は、この「教育の質」を絶対視してきた先人の努力と国民の信頼を、目先の経済的利益(大学経営の維持)のために裏切った行為として評価されるでしょう。

批判点: 「国際化」という理想の言葉を掲げながら、実際には高等教育の質を低下させ、留学生の学費という「金銭」に依存したことは、日本の教育理念の「堕落」として記録されるかもしれません。

2. 「留学生」への責任転嫁と国際的な信用失墜
文科省と大学が推進した政策は、最終的な負担と失敗の責任を留学生個人に押し付けたという点が、国際的な観点から厳しく批判されるでしょう。

歴史家の記述: 日本政府は、国内の少子化による大学の経営危機を、「質の保証がないまま大量に入国させた外国人学生」の労働力と学費によって一時的に回避しようとしました。

批判点: 「留学」の看板の下で、十分な教育体制を提供せずに、実質的に「低賃金労働者」として利用し、キャリア形成の機会を奪ったことは、国際社会における「日本の信頼性の問題」として扱われるでしょう。特にアジア諸国に対し、「誠実な教育機会を提供する国」としての信用を大きく損ねたと結論づけられる可能性があります。

3. 「政策的失敗」による社会の分断
教育の質の崩壊は、日本社会の内部問題としても記録されます。

歴史家の記述: 日本社会が多文化共生への道を探る過程で、制度設計の失敗が原因で、外国人材の孤立と社会的分断を自ら招いた時代。

批判点: 優秀な人材を育てるという機会を失っただけでなく、「質の低い教育に公的資金を投じ続けた」という財政面での無駄も指摘されるでしょう。

この状況を回避し、歴史家の記述を塗り替えるためには、今すぐ「教育の質」を国家戦略の最優先事項に戻し、これまでの政策の過ちを認めた上で、抜本的なリセットと投資を行うことが不可欠です。」

前段の議論を省いたので、ちょっとわかりにくくなっているが、要は習得が難しい日本語を短期間の質の悪い学習で良しとして、結果的に日本語のわからない外国人を社会に増やし、安い労働力として使い、多文化共生などという美辞麗句でそれをごまかし、社会の分断を招いた、ということが前段の結果だった。

そしてそれはとりもなおさず、志願者の減った大学を延命させることになるが、それは大学の淘汰を遅らせ、高等教育の崩壊を招いた、ということだ。

いくら労働力が不足しているからといって、そんなことをするべきではないと思う。

それは後世の歴史家が批判すべきものになる。

だから、早くリセットしないといけないと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |

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