考えたこと2

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コンビニエンスウェア
ファミリーマートでは、プライベートブランドで衣料品を売っている。
「コンビニエンスウェア」という。
世界的なファッションデザイナーと共同開発したとのこと。
売れ行きも好調らしい。

2021年から販売しており、肌着が中心だったが、今ではアウターのTシャツやカーディガンなどから、リュックや折り畳み傘などまで広げている。
靴下は1500万足を突破し、ブランド全体の売上は去年比3割増らしい。

ぼくが小学生の頃、ダイエーが近所にできたが、売っているのは食料品だけだった。
そこから数年して、生活雑貨も売り始めた。
最盛期にはダイエーブランドの家電製品も出していた。
もちろん、服の専門店もいくつか作った。

専門店はバブルだったが、その後も大手のスーパーは服も置いていた。
実家の近所のライフの2階には、服や靴の売り場があった。
今でも大店舗では、そういう生活雑貨を置いているところも多い。

でも、最近はコンビニでも靴下や肌着を売っている。
急な出張でも、ホテルの近所のコンビニで下着などが買えると便利とは思う。
あくまで、コンビニで扱えるアパレルは限られると思うが…。

コンビニエンスウェア、という名前もそういう用途に割り切った考えなのだろう。
今のコンビニは買い物難民の避難所みたいになっている。
スーパーには行けないが、近くのコンビニなら買い物車を押して買いに行ける、ということだ。

ぼくが毎朝寄る店も、実際10時台、11時台の客は老人層も多い。
そういう人たちはユニクロにも行けないから、コンビニで買うのだろう。
そのへんがターゲットだと思うのだが…。

知らなかったが、コンビニの利用者は年間55億人。
そこに置いておくだけで、55億人が見ることになる。

そういう強みを知ったうえで、ファミリーマートは展開している。

どこまで広げるのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポーツ中継のAI化
今の阪神タイガースのテレビ中継には80〜100人の人数が関わるという。
カメラは10台近くで、中継車も必要だ。
中継車の中にはカメラの切り替えを行う、スイッチングや、スロー再生をするスタッフもいる。
さらに、局内にはスコアやボールカウント、選手の名前をテロップ表示したりするスタッフも必要だ。
今はストライクゾーンを表示したり、投げたボールの通過位置を出したりするから、大変だろう。
それらを全部入れると、最大100人ということになるらしい。

昔はカメラの台数も少ないし、テロップも少なかったと思う。
技術の向上に従って、出来ることが増えたから見てもらおうと思うと競争になる。
この分野でも、AIが活躍するらしい。

今のスマホのカメラは被写体を自動追尾してピントを合わせたりするが、ゲームを学習したAIカメラは自動でボールを追いかけたり、人を追いかけたりできる。
イスラエルの会社がそのAIカメラを開発しており、すでに世界80カ国で利用されている。
元の技術は軍用だったかもしれないが…。

そのカメラを紹介している記事があった。
記事によると、サッカーやバスケットのコート全体を俯瞰してボールを追いかける事が自動でできるカメラや、野球でバックネット裏とセンターの2台のカメラで、ピッチャーとバッターの対戦映像を自動で撮るカメラなどがもう実用化されている。
AIはたくさんの試合を学習して、ゲームを追いかけることが出来るのだ。

こういうカメラがスポーツ施設に設置されることで、子どものゲームや素人の試合なども中継できるようになる。
人は要らないのだ。
実際、日本でも導入している施設もあるという。
今は誰でもYoutubeなどで中継できる時代。
そういうサービスも、もう実用化されようとしている。

そんなふうに、どんどんサービスの個別化が進んでいく。
「みんなが知っているもの」が減っていくのだ。

ある意味、国を支えている「共通の意識」も減っていくのだろう。

TikTokのようなショート動画で時間を浪費し、まともに考える時間が減っている。
人間の知性というものはどうなっていくのか。

ぼくのような年寄りが心配しても仕方ないのだが…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |