考えたこと2

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再エネタスクフォース
今の国家の安全保障にとって、エネルギーは食料と同じくらい大切だ。
何をするにしても、機械を使ってやるとすると、それを動かすエネルギーが必要になる。
食料は大事だが、それを作るためにも人手だけでは無理だ。
結局エネルギーがなければ食料の自給もできないし、もちろん輸入もできなくなる。
そういう意味で、エネルギーを他国に頼るのはリスクがある。

ドイツがロシアにエネルギーを依存しすぎて、ウクライナ侵攻への原因の一つになった。
ノルドストリームというロシアからの天然ガスパイプラインに、国内のエネルギー需要の3割くらいを依存していたから、ロシアはドイツを始めとするEUはロシアにきつい対抗措置は取らないだろう、ということでウクライナに侵攻した。
エネルギーを他国に頼るということは、それくらい危ないことになる。

日本は島国で、石油が採れないので石炭しか無かった。
中東から石油をずっと輸入してきたが、70年代から原子力に力を入れて、エネルギーを海外に頼らないということにも力を入れてきたはず。

でも、2011年の東北の原発事故で流れが変わり、過去のことは吹っ飛んでしまった。
実際にはチェルノブイリの事故とは違って、死者もいないし、汚染も少なかったのだが、原発に反対するエセ学者や現体制に反対の人達がマスコミを巻き込み、騒いでしまった。
そこに菅直人が何の権限もないのに、日本中の原発を止め、当時の民主党政府が反原発の人たちを政府関係者に入れてしまって、どうしようもなくなった。
おまけに、環境保護の人たちもそこに加わり、余計にひどくなっている。

ようやく、最近になって、電気代が上がり、産業の競争力がなくなり、工場が海外流出して、どうしようもなくなって原発のアレルギーも収まってきたと思う。

それを未だにジャマしているのが、河野太郎率いる再エネタスクフォースだろう。
先日のニュースで、再エネタスクフォースの会議のスライドに、中国の国家電網公司のロゴがマスタースライドに透かしとして入っていたという。

詳しくは記事を呼んでもらいたいが、エネルギー安全保障の観点から、いったん再エネタスクフォースは解散させるべきだと思う。

ぼくは再エネに未来はあると思うが、現実問題再エネだけで電気を作るのは採算が合わない。
技術革新が追いついていないからだ。
それがわかっていて、まだ再エネ、再エネと言っている。
電気を買い取ってもらって、賦課金がほしい連中と、太陽光や風車を作っている中国企業が結びついているとしか思えない。

これこそ、反社会的な組織だろう。
はっきりさせてほしいと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |