考えたこと2

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民主主義への不満
西欧型の民主主義への不満が高まっているらしい。
ヨーロッパや北米、そしてアジア圏では日本でも調査された。
全部で24カ国が対象で、「自国の民主制に不満」の中央値が59%。
2022年の調査から11ポイント不満が増えたということだ。

日本のデーターでは「民主主義に不満」という割合が4ポイント増えて63%で、「満足」は5ポイント減の35%。
アメリカでも「不満」が4ポイント増えて66%になっている。

政治体制そのものについては、代表民主制がよいと77%が言っている。
それでも、自国の体制は…、ということだ。

日本では一部の野党が政権を取るつもりもなく、言いたいことをいい散らかしている。
政権与党も肝心なことは内部で決めて、議論しない。
おまけに金儲けに走って、自分たちの特権を放そうとしない。

それは野党も一緒だ。
結局、我が国の国会議員は金儲けの道具なのだろう。
これでは国民の不満も貯まるはず。

アメリカはバイデンとトランプの戦い。
争点はいろいろある。
海外支援の是非、ポリティカル・コレクトネス、LGBTQや移民の問題、気候変動への対応など、真っ向から対立している。

欧州もだんだんEVに腰が引けてきたり、農民のデモがあったりする。

今まで民主主義の体制を中心になって作っていた北米、西欧の国々の不満が溜まっているのだろう。
それは日本も同じ。

逆にそういう議論を封殺して、権威的に抑え込んでいる国々はある意味ややこしくない。
一つの権威で決まっているし、それに従わざるを得ないからだ。
世界にはそういう国がたくさんある。
数の上ではもう民主国家よりも多いくらいだ。

Googleの試験中の生成AIによると、

「民主主義指数によると、2021年時点での民主主義国家の国内総生産(GDP)は世界の26.4%を占めています。第一生命経済研究所の石附賢実マクロ環境調査グループ長は、専制主義国家のGDPは1990年には世界の6.2%にとどまっていたが、2021年には26.4%となり、「影響力は無視し得ない規模にまで広がっている」と指摘しています。」

ということだ。

ベルリンの壁が崩壊した時に、民主国家はやっぱり強いのだと思ったが、そんなこともないらしい。

21世紀はどうなっていくのだろうか。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |